NY外為市場でドル買われ1ドル＝108円台突破、長期金利３％接近で、一方、NY原油バレル70ドル目前でNYダウ様子見(学校で教えてくれない経済学）

米10年物国債が売られ、利回りが23日、年2.977%と節目の年3％に迫った。利回り上昇を受けて、NY外為市場ではドルが買われ、1ドル＝108.70円、1ユーロ＝132.67円で取引された。NY原油（WTI）はOPECが協調減産継続を表明、非OPEC最大の産油国ロシアが同調かと伝えられ、バレル68.64ドルと70ドル超えが視野に入ってきた。一方、NY金は長期金利上昇を懸念して売られ、オンス1,334.30ドルへ反落した。長期金利3％接近と原油相場70ドル超えに伴うガソリン相場上昇の米個人消費、ひいては米経済への影響を見定めようとする動きから様子見、NYダウは先週末比ほぼ横ばいの14ドル安、24,448ドルで取引を終えたと24日付ブルームバーグ電子版が伝えた。

24日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCと英BBCは「カナダ、トロントでワゴン車が120キロの猛スピードで歩道に侵入、歩行者を次々跳ね飛ばす事件が起こった。8人の死亡が確認され、数十人のけが人が出ている。容疑者は身柄が拘束された。背後関係をトロント警察が調べている」と伝えた。韓国KBSは「4月27日の南北首脳会談開催を3日後に控えてスケジュールの大要が決まった。①午前中に歓迎式、②韓国軍による閲兵式、③晩餐会を行う。キム委員長は徒歩で韓国領内の板門店「平和の家」に入る様子はテレビでの生放送を行う。会談では非核化などの協議を行う。共同記者会見を行うかなどに細則は発表されていない」と伝ええた。韓国KBSは「南北間の軍事的緊張緩和、平和ムードを盛り上げるために北朝鮮への宣伝放送を全面中止を決めた」と伝えた。

24日朝放送のフランスF2は「マクロン仏大統領は23日、国賓として米国に着いた。トランプ米大統領就任後、国賓として迎えらえた国家元首はマクロン大統領が初めてである。空港でマク論大統領は多国間での協調が重要だと挨拶した。フランスはイランとの核合意を支持している。一方、トランプ米大統領はイランとの核合意破棄を示唆している。トランプ大統領は、関税引き上げ、パリ協定からの離脱などアメリカファーストの政策を変更する意向は示していない。会談結果は予断を許されない。」と伝えた。

24日朝放送のロシアテレビは「プーチン大統領はマクロン仏大統領と電話会談を行い、米英仏によるシリアミサイル攻撃を非難した」と伝えたあと「ラブロフ、ロシア外相は23日、北京を訪問、王毅外相、習近平国家主席と会談した、記者会見でラブロフ外相は「米英仏のシリア空爆は国連安保理決議及び国際法違反である。化学兵器使用調査団OPCW調査結果を待たず空爆を強行した。化学兵器使用を演技した役者のメイキャップがはがされやらせの実態が明るみに出てきている。」と語ったあと「ロシアは友好国中国との連携を一層密にする。6月開催の上海共同協議開催の際、プーチン大統領と習近平主席と会談を確認した」と伝えた。シンガポールCANは「台湾でハシカの感染者が22人に達した。3,500人が隔離された。30歳の白人男性がタイで感染、台湾に持ち込んだと見られている。日本でもハシカ感染拡大の恐れが出ている。ワクチンの不足が懸念されている。」と伝えた。(了)