ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウ一時400ドル高もFBIがトランプ氏弁護士家宅捜査報道後急落、米朝首脳会談6月上旬まで延期とトランプ氏:米ABC(学校で教えてくれない経済学)

2018-04-10 09:54:10 | 経済学
FBIがトランプ氏の弁護士マイク・コーエン事務所や自宅など家宅捜査した。関係筋によれば元ポルノ女優への支払いに絡む文書、コーエン氏と顧客とのやり取りに関する書類を押収したと10日付WSJ紙電子版でErinaOrden記者、RebeccaBallhaus記者が書いた。週明け9日のNY市場では、米財政赤字拡大を財務省が発表した。FBIがトランプ氏の弁護士宅など捜査に入ったと伝えられた後急落、結局46ドル高23,979ドルで取引を終えた。米中貿易戦争危機緩和ムードからNYダウは一時400ドル以上値上がりしていた。NY外為市場では株価急落後ドルが売られ1ドル=106.73円、1ユーロ=131.54円で取引された。NY原油(WTI)は中東危機再燃と伝えられバレル63.42ドルへ小幅反発した。NY金も安全資産として買い戻されオンス1,340.10ドルで終えた。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「トランプ大統領はシリアが化学兵器を使用、子供女性を含む数十人の民間人を殺害した。極めて残虐な行為である。24~48時間以内に軍事行動含むあらゆる行動をとると語った。一方、FBIはトランプ氏と長年契約するマイケル・コーエン事務所、自宅、NYのホテルなど家宅捜査に入った。押収された書類には元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんへの支払いに絡む文書も含まれているとみられる。トランプ大統領は「悪質な魔女狩りだ。自分は一切関与していない」と米ABC記者の質問に答えた。」と伝えた。米ABCは「トランプ大統領は9日、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と5月か6月上旬に会う」と9日の閣議の席上述べた」と伝えた。

10日朝放送の韓国KBSは「トランプ米大統領は「米朝首脳会談が5月から6月上旬に行われる」と語った。米朝間で協議を進めていた。北朝鮮は朝鮮半島の非核化の意向であることを確認した。これは大きな意味があると語った。」と伝えた。韓国KBSは「イ・ヨンバク元韓国大統領が9日、自動車メーカーDAS社から1億ウオンの賄賂を受け取ったとして起訴された。」と伝えた。中国CCTVは「中国外務省の耿(コー)報道官は「アメリカはアメリカ自らが起こした責任を無視して一方的に中国製品の規制を発表した。中国を含む他の多くの利益に損害を及ぼす。」と話した。コー報道官は「中米間で協議が行われているか」との記者の質問に「全くない。今の状態では不可能だ」と答えた。」と伝えた。中国CCTVは「李克強首相と訪中の河野洋平代表と会談した。」と伝えた。

10朝放送の英ABCは「トランプ大統領はシリアが化学兵器を使用したとして24~48時間以内にシリアに軍事行動をとる可能性があると発表した。英議会でメイ首相はシリア参戦の可能性について否定しなかった。コービン労働党首は2013年の誤ちを繰り返してはならないと語った。9日開かれた国連安保理事会では欧米対ロシアで非難の応酬となった。」と伝えた。ロシアテレビは「アメリカは対ロシア追加制裁を発表した。ロシア市場では株安、ルーブル安が進んだ。」と伝えた。10日朝放送のブルームバーグは「フエイスブック、ザッカーバーグCEOは米議会証言草稿で「重大な過ちを犯した」と述べた」と伝えた。(了)

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心房中隔欠損症の長期的な影響について(4/22の臨床実践塾)

2018-04-10 09:13:07 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。



小腸査穴でテストをしてから、大腸査穴・三焦査穴・小腸査穴に刺鍼



先日、以下のようなことを訴える患者さんが来ました。
・2週間前に立ち眩みがあり、1週間ほど続いた
・食事の途中でお腹が痛くなることがあった
・この半年ぐらい、微熱のような感じでダルさがある
・昨日、キツメの頭痛があったが。すぐ治った
※ その他にも症状はあったのですが、とりあえずこれだけに絞っておきます。

若い女性で、1年に1回か2回来たり、何年か来なかったりするのですが、いつも1回の治療で治る方です。
がしかし、カルテに書かれたこの症状を見て、ちょっとまずいかな、と思いました。
理由は、それらの症状から伺えることは、「小腸→心臓」の症状だからです。

私が診断するときは、だいたい六臓に絞って、症状と六臓との関係を話すのですが、今回の場合はそうはいきません。
何故なら、「六臓」ではなく「六腑」になるからです。
つまり、これらの症状の直接的な原因となるのは「小腸」と考えられるからです。

ですから、
「小腸がおかしいようですよ」と言うと、不思議な顔をして、
「小腸ですか?」と言うので、理解してもらうために小腸部を軽く押しました。
すると、すごく軽く押したにも関わらず、

「う!」と声をあげていました。

「痛いでしょう」と言うと、

「はい痛いです。何故ですか?」と言う。

「いやぁ、だから言ったじゃないですか、小腸に問題があるって……」

「は~」

「あまり納得できないようなので、小腸に関係するツボに軽く鍼をしてみますね。これで痛みは少なくなるはずですから」と、小腸査穴に1本鍼をしてから、再び小腸部を軽く押したのですが、先ほどのような反応はありませんでした。
痛みが軽くなったのです。

「ね! 痛まなくなったでしょ!」

「はい。でも、どうしたらいいんですか?」

「そうやなー、それは鍼をしながら説明しますね」と言いながら、左右の手の、大腸査穴、三焦査穴、小腸査穴に鍼をしました。
しかし、下肢は陰経を使いました。

そして、一応の治療が済んで待合室で待ってもらっていたら、お母さんが来て、

「さっき聞こえていました。この子はやっぱりまだ心臓に問題があるんでしょうか?」と聞くので、

「やっぱりって、前に心臓が悪かったんですか?」と聞いたら、

「先生ったら、この子が生まれたときに、先生にいろいろ教えてもらって手術をせずに済んだじゃないですか」と言われたので、ハッと気付きました。

「あ、そうか。ごめんごめん、そう言えば、その頃は他にも心房中隔欠損の子どもさんがいたし、心臓以外の難病患者さんも多かったし、直接鍼もしてないので、年月が経つとともに、誰がどんな病気だったかはっきり覚えてないのです。すみません」と謝っておきました。


すると、
「やっぱり、まだ治ってないのでしょうか」と言うので、「過去の病気と現在の症状の関係」を説明しておきました。

「この子の中隔欠損が見つかったのは24年前の話なので、今まで何ともなかったら、心配ないですよ。ただ、臓器を傷めたら、その影響が出てくる場合は多いです。たとえば、腎炎などをした人に多いのですが、腎炎は治っても、腎臓に関係する病気が出やすくなるのです。アレルギーが一番多いようですが、頚椎の問題とか、消化器の問題なども出てくる人がいます。とにかく腎経に関係する病気が発生しやすくなるわけです。この子の場合は、①立ち眩み、②食事の途中でお腹が痛くなる、③微熱のような感じのダルさ、④キツメの頭痛等々がそうですが、それらは全て“小腸や心臓”からの症状と考えられるのです。しかし、これだけ大きくなったのだから、あまり心配する必要はないと思いますよ。ただ、そういう弱点があるということだけは自覚してもらったほうがいいですね」と言うと、

「食事ですねー」と言うので、

「はい。そのほうが確実に健康を維持できると思います」と返事しておきました。

ここで、普段は「心・小腸」なら、「心経」を使うのに、何故「心経」を使わずに「小腸経」を使ったかということが大切になります。
簡単に言うと、小腸からの症状が強く出ていたからですが、東洋医学で考える病の侵入というのは、「皮膚から陽経の腑に入り、次いで陰経の臓に入り、骨に達すると死ぬ」という表現がなされます。

つまり、イラストに描いたように陰(皮毛)、→陽(腑)→陰(臓)、→陽(骨)という順序で病が進行していくというわけで、骨に達すると致命的というわけです。



病の侵入順序が概説図


ですから、小腸からの症状が強いと診断したら、「病がまだ浅い状態」と考えていいわけで、そこで病の侵入をくい止めるのが理想というわけです。
また、陽経に病がある時は、「実(邪気が盛んの状態)」の場合が多いので、鍼灸では「瀉法」を使うこともありますが、この患者さんの場合は実が感じられなかったので、補法を使いました。

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