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コロナ感染拡大する中で3月米雇用数70万人減、失業率4.4%へ増加と米労働省発表うけてNY株続落、一方、安全志向かドル買い続く(学校で教えてくれない経済学)

2020-04-04 09:38:18 | 経済学
「米3月雇用数が70万1,000人減、失業率が4.4%に上昇、NYダウは360ドル、1.7%安、21,052ドルで取引を終えた。一方、NY原油(WTI)はサウジ、ロシアが米国に原油減産を呼びかけたと伝えられバレル28ドル台へ上げた。雇用減少はコロナ感染拡大が継続していることから4月以降も雇用減少は避けられないと見られている。」と3日、WSJ電子版は伝えた。3日、NYタイムズ紙電子版は「10年継続した米雇用数増加の時代が終了した。3月の米雇用数は70万1,000人減少した。先行きさらに悪化が見込まれる。」と伝えた。

3日、ブルームバーグ電子版は「3月米雇用大幅減少が4月以降も減少拡大が続くとの観測からNY株価は続落した。一方、NY原油が続伸した。3日、トランプ米大統領は米大手石油首脳とホワイトハウスで会合を開いたが投資家は減産実行に懐疑的である。」と伝えた。3日、英フィナンシアルタイムズ紙は「コロナ感染拡大で米国の新規失業保険件数が2週合計で1,000万増加した。米国経済の先行き不安が拡大した。」と伝えた。

3日、ロイター電子版は「3日、3月米雇用数が70万1,000減と米労働省が発表した。米労働統計局のウイリアム・ビーチ所長は「調査時期が3月後半より前だった」と説明、コロナウイルス感染急拡大後のさらなる雇用減は織り込まれていない可能性を示唆した。同省は1月、2月の雇用数を下方修正した。レストラン、バー、映画館、レジャー施設などの接客業で45万9,000人減少した。米雇用情勢先行き悪化懸念から3日のNYダウは360ドル、1.7%安、21,052ドル、ナスダック、7,373、1.5%安、S&P500、2,488、1.5%安で揃って値下がりした。一方、恐怖指数VIXは46.80へ8.1%下落した。米債券が売られ米10年債利回りは0.59%へ下落したが、安全資産として米ドルが買われ、1ドル=108.46円、1ユーロ=117.25円、1英ポンド=133.01円で取引された。NY原油は産油国減産期待からバレル28.34ドルへ上げたが上値は重かった。相場は正直だから実効性を信用していないようだ。NY金はオンス1,648.80ドルと小幅に続伸した。」と伝えた。

3日、ヤフーファイナンス電子版による3日のNY市場の主要個別銘柄の動き以下のとうり。「ダウ採用30銘柄の内6銘柄が上げ、24銘柄が値下がりした。アップル、241ドル、1.4%安、ダウを23ポイント押し下げた。ユナイテッドテクノロジー、86ドル、5.9%安、同36押し下げ、VISA,151ドル、3.5%安、同37押し下げ、アメリカンエキスプレス、73ドル、4.0%安、同20押し下げた。ゴールドマンサックス146ドル、2.0%安、同20、JPモルガン、84 ドル、3.0%安、同17押し下げた。NY原油はバレル28ドルへ反発も利益確定売りが出て、エクソンモービル、124ドル3.0%安、同8ポイント、シェブロン、75ドル、1.3%安、同6ポイント押し下げた。一方大幅減便発表のユナイテッド航空22.89ドル、2.3%安、アメリカン航空、9.39ドル、6.7%安と株価が厳しい先行きを予見している。一方、安値拾いでボーイング、124ドル、1.0%高、カーニバル、8.49ドル、6.5%高と小幅に反発した。」と伝えた。株価は全てでないが下手な説明より分かり易い。(了)

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