「米企業決算発表を控えて警戒感から様子見、3連休明けの13日、米株式市場はナスダックは小幅上げ、ダウとS&P500は反落、まちまちで取引を終えた。一方、OPEC+産油国の970万/日減産合意もコロナウイルス感染拡大で減産をはるか上回る世界的に原油需要減少懸念から小幅値下がりして取引を終えた。」と13日WSJ電子版は伝えた。13日ブルームバーグ電子版は「1~3月期米企業決算は第2次世界大戦以来最悪と見込まれる」と伝えた。
13日、NYタイムズ紙電子版は「①欧州でのコロナウイルス収束は5月までずれ込む。ロシアで深刻な被害が出ている。プーチン大統領は「ロシアでの感染拡大を憂慮している」と語ったとロシア報道官のトーンが一変した。中国でロシアからの帰国者100人にウイルス陽性反応が確認された。②中国によるメコンデルタ開発によりタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム沿岸水位が急激に低下、干ばつ地域が拡大していることが最近の調査で判明した』と伝えた。
13日、ロイター通信電子版は「13日、NYダウは23,390ドル、328ドル、1.4%安、ナスダック、8,192、0.5%高、S&P500,2,761,1.0%安で取引を終えた。恐怖指数VIX,41.47、0.7%上昇、10年物米債券利回りは0.75%と小幅滋養称したが、NY外為市場ではコロナ感染拡大懸念が尾を引き、ドル売りが進んだ。1ドル=107.71円、1ユーロ=117.57円、1英ポンド=134.82円で取引された。NY原油市場は、OPEC+産油国の970万/日減産合意や米シエールガス供給削減を含めると1,600万バレル/日供給削減が見込まれるが、世界的な石油需要減はそれを上回るとの観測からWTIはバレル22.65ドルと反落してで取引を終えた。サウジがアジア向け価格を値下げした。一方、NY金は引き続き安全資産として買われ、オンス1,765.25ドルと続伸した」と伝えた。
13日、ヤフーファイナンス電子版によると「13日、NY市場はキャタピラー、114ドル、8.7%安と一銘柄のみでダウ指数を73ポイント押し下げ、この日の下げ相場をリードした。アメリカンエキスプレス、4.7%安、VISA,2.7%安、JPモルガン、4.7%安、ゴールドマン、2.8%安でダウを押し下げた。NY原油は下げたが、シェブロン、0.7%高、エクソン、0.9% 安と小幅の動き。ウオルマートが2.9%高、アップル、2.0%高でダウ指数を押し上げた。アマゾン、6.2%高でナスダックを押し上げた。ユナイテッド航空,8.2%安、アメリカン航空、7.6%安、クルーズ船のカーニバル7.2%安と続落、立ち直りの兆しが見えない。」と伝えた。
13日、NHKニュースは「中国は127国に医療物資を届け、11国に医療チームを派遣、3月以降マスク38億枚、防護服3,700万着、人工呼吸器1万6,000台、総額1,,021億元(1,500億円)を輸出。一方、ロシアはイタリアにロシア軍、放射線化学生物部隊に所属する感染症専門家、医師100名を派遣。ロシアの狙いはウイルスの性質や特徴を特定する狙いもある。ロシアが「国益」と「安全保障」と結びつけるのはプーチンの戦略だ」と伝えた。(了)