ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NYダウほぼ横ばいの小幅高、一方、コロナ禍が味方してアマゾン、ネットフリックス、「巣ごもり」関連銘柄は過去最高値更新、一方、NY原油、2日続落、減産を上回る需要減減がで響く

2020-04-17 08:21:30 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「米失業保険申請件数が524万5,000件増と米労働省が16日発表した。4週合計で2,200万件増加した。モルガンスタンレーが第1四半期決算で貸倒引当金増加で30%減益を発表、OPECが4月の世界の原油需要が680万バレル/日、25%減と発表した。16日、NY原油(WTI)は2日連続バレル20ドルを割れで取引を終えた。ガソリンが売れず在庫の山。Stay at Home(外出規制)、Rockdown(都市封鎖)が原油市場を直撃している。安全資産として米債券と金が買われた。NYダウは一時170ドル安を付けたが乱高下を繰り返しながら終値では小幅高で取引を終えた。一方、ナスダックではメイルオーダー(通信販売)が増加したAmazonが2,408ドル、100ドル、4.4%高、ネット配信サービス大手のNetflixが439.17ドル、2.9%高、共に過去最高値を更新した。一方、中国と日本ではコロナ治療薬として未承認薬が患者に使われはじめた。」と伝えた。

16日、NYタイムズ電子版は「①英国ではジョンソン首相が職務に復帰、都市封鎖を再開した。英国ではコロナウイルス感染者は移民労働者が多くを占めている。英国はコロナウイルス検査予算に2,000億ドル用意したが新規感染者は増加が続いている。英国は中国から入れた未承認の検査機器キットを使用している。②日本政府はコロナ感染拡大で国民一人10万円、ほぼ1,000ドル支給を決めた、③ロシアではプーチン大統領は軍事パレードを急遽中止を発表した、④トランプ米大統領はWHOに支払い停止を決めた後からWHOの発表が迅速化しかつ頻度が増した、⑤中国ではコロナ感染拡大の落ち着きに伴い、Nationalism(民族主義)とXenophobia(外国人嫌悪・恐怖)が台頭してきた、⑥韓国ではコロナ禍が文政政権を助け、与党は韓国総選挙で地滑り勝利を収めた。」と伝えた。

16日、ロイター通信電子版は「16日、NY市場で、ダウは23,537ドル、33ドル,0.1%高、ナスダック、8,532、1.7%高、S&P500、2,799、0.6%高で取り引きを終えた。恐怖指数VIXが39.95へ下落、米債券が買われ、10年物米債利回りが0.61%へ4.6%下落した。NY外為市場ではドルが売られた。あと買い戻しが入り1ドル=108.05円、1ユーロ=117.28円、1英ポンド=134.89円で取引された。NY原油は2営業日続落した。WTIはバレル19.17ドル、ブレントオイル、同28.10ドルで取引された。OPEC+産油国減産、米シエール原油供給削減を需要の落ち込みをカバーできない。NY金はオンス1,731.70ドルへ小幅値下がりしたが根強い需要に支えられてオンス1,700ドルラインを維持している。」と伝えた。

日本ではコロナとなれば朝から晩までコロナである。テレビ各局もコロナニュースでてんこ盛りとなる。欧米では原油急落のニュースも並行して報道される。原油急落は世界最大規模の産油国米国、特にシエールガス企業に大きく貸し越している米金融機関の経営を大きく揺さぶる。日本では原油を生焚きして電気を起こしている。原油が下がれば電気ガス企業は恩恵に浴する。ガソリン店頭価格が日本でもリッター120円台まで下げてきた。特に運送業にプラスに働く。株式市場でもナスダックは連騰している。トンボの目が求められる。(了)

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