「多くの人々がイースター(復活祭)を家庭で祝ったが一部は都市封鎖規則を無視した。
ローマ教皇は団結面での「感染拡大」を呼びかけた。G20産油国サミットは原油減産で詳細詰められず終わった。欧州での都市封鎖の結果、アムステルダムでの花セリでは在庫処分の山を築き投げ売り状態」と11日、NYタイムズ電子版は伝えた。「①ボリス・ジョンソン英首相が退院、当分は自宅待機。②米国で新型コロナウイルスによる死者数が2万人、感染者数は50万人をそれぞれ超えた。世界全体では死者数は10万人、感染者は178万人を超えた。」と11日、ワシントンポスト紙電子版は伝えた。
11日、WSJ紙電子版は「①コロナウイルス感染拡大で主要先進国は対策のための巨額の財政支出を迫られ「大きな政府」への転換を迫られることになった。②米政府は2020年上半期の財政赤字がコロナ予算拡大で8%増加予測を米財務省が発表した、③G20エネルギー相サミットが大枠980万バレル/日減産を決めたが詳細の詰めは出来ず閉会した。メキシコは減産を拒否、トランプ米大統領はメキシコ増産分は米国が減産の用意があると言明した、④コロナウイルスの影響からメキシコ経済が25年来の不況に突入する恐れが出てきた、⑤人口13億人のインドにコロナ都市封鎖で突如、ブルースカイ、クリーンエアが訪れた」と伝えた。
12日の関西系テレビ局は非常事態宣言以降、特に飲食店で今日、明日生きる金もない事態に見舞われていると伝えた。複数局ではしご出演した元大阪市長の橋本徹氏は「役人は給料の心配がない。給料の全く心配のない人間が作ったコロナ対策では現状打破出来ない。いまこそ政治家の出番だ。目の前の被害者を救うために国債を発行して目の前の悲惨な状況を救う必要がある。しかし、日本政府は動こうとしていない。」と話していた。フランスから当番組に出た一部の出演者は「欧米では毎日死者の数が増えている。日本と死者の数が2桁違う。日本ではコロナの死者は増えないが経済で行き詰まる結果出る死者の数が上回るだろう。経済面の対応は感染の専門家の仕事でない。政治家がやる仕事だ。」と話していた。
12日のNHKニュース電子版によれば、世界の新型コロナウイルスの感染者数は182万7,284人,死者数は11万3,031人に達した。死者数は①米国:2万1,489、②イタリア:1万9,899、③スペイン:1万6,972,④フランス:1万4,393,⑤英国:1万612人。一方、日本は、国内感染者数:8,111(クルーズ船:722含む)、死者数:149(クルーズ船12含む)、都道府県別では感染者数は東京:2,068人、大阪:811、兵庫は376人が確認されている。
兵庫で感染者が増えたが地元神戸では神戸市民病院で14人の感染者が出た。さらに日赤病院の看護師1名の感染が11日確認された。一部医療関係者の話によれば神戸市内の医療機関の状況は一変したと話していた。身近に危機が迫ってきた。十分な睡眠、栄養、適度な運動で免疫力をつけ風邪を引かないことに絞って厳しい現実をなんとか乗り切りたい。(了)