「振るわぬ米大手銀行決算発表にも関らず米経済活動再開への期待から14日の米株式は大幅反発した。コロナ感染拡大で米国内でローン返済不可所帯が急増している。JPモルガンの1~3月決算で貸倒れ引当金急増に伴い69%減益を発表した。一方、自宅待機。都市封鎖で米国内原油需要が大幅減少、在庫急増でNY原油(WTI)はOPEC+産油国減産申し合わせにも拘らずバレル20ドル寸前まで値下がりした。」と14日、WSJ紙電子版は伝えた。14日、NYタイムズ紙は「英国のコロナ死者数は公式より10%多いとみられる。IMFは14日、コロナ感染拡大から2020年の世界の経済見通しを3%減と発表した」と伝えた。
14日、ブルームバーグ電子版は「①JPモルガン、ウエルズファーゴの悪い決算を無視、米経済活動再開期待から米株は前日の下落分を消し去った。②セントルイス連銀ブラード総裁は米経済のコロナ終息あとのV字回復は疑問だと語った。4月の米失業率20%が現実味を帯びてきた,③ トランプ米大統領は米経済活動の早期再開を繰り返している。一方、NY州はじめ複数の州知事と真っ向対立している、⑤日本の4月のインフレ率が原油相場急落でゼロを割る見通しが出てきた」と伝えた。
14日、ロイター通信電子版は「14日、NY市場は米経済再開期待から値上がりした。一方NY原油(WTI)はバレル20.70 ドル、7.6%値下がりした。NY金はオンス1,755.87ドルと高値圏を維持した。NYダウは23,949ドル、558ドル、2.4%高、ナスダック、8,515,4.0% 高、S&P500、2,846、3.1%高と揃って上昇した。ナスダック株価指数が大幅上昇した。ナスダック主要銘柄アマゾン株が2,283ドル、5.3%高、過去最高値を更新、相場全体をリードした。自宅待機、都市封鎖によりインターネット注文が急増、俗にいう「巣ごもり」需要急拡大で利益増加期待が大きく膨らんだ。特に格納庫人員不足を補うために緊急に75,000人の新規採用を13日に発表した。恐怖指数VIXは37.7%へ8.3%低下した。米10年債利回りはほぼ変わらずの0.75%だった。NY外為市場ではドルが売られた。1ドル=107.21円、1ユーロ=117.78円、1英ポンド=135.55円で取引された。
14日、ヤフーファイナンス電子版は「 14日、NY市場ではアップル、287ドル、5.1%高、一銘柄でダウ指数を93ポイント押し上げ相場全体をリードした。好業績を発表したジョンソン&ジョンソン、146ドル、4.5%高、同42ポイント押し上げた。ユナイテッドへルス、270ドル、2.7%高、同47押し上げ、ホームデポ、207ドル、4.2%高、同56押し上げた。一方、ボーイング、141ドル、4.3%安、同42ダウを押し下げた。ボーイングは今年にはいり新規受注が50機と先が見えない状態にある。一方、大幅減便のユナイテッド航空、30.90ドル、6.9%高、アメリカン航空、11.95ドル、3.4%高、クルーズ船親会社、カーニバル、12.51ドル、8.8%高と安値拾いの動きがみられた。」と伝えた。2020年大統領再選しか頭にないトランプ大統領は一日も早く経済を再開させたいと必死のようだ。一方、死者数が1万を超えて日々現場対応に忙殺されているNY市長との立場の差はなお余りにも大きい。(了)
14日、ブルームバーグ電子版は「①JPモルガン、ウエルズファーゴの悪い決算を無視、米経済活動再開期待から米株は前日の下落分を消し去った。②セントルイス連銀ブラード総裁は米経済のコロナ終息あとのV字回復は疑問だと語った。4月の米失業率20%が現実味を帯びてきた,③ トランプ米大統領は米経済活動の早期再開を繰り返している。一方、NY州はじめ複数の州知事と真っ向対立している、⑤日本の4月のインフレ率が原油相場急落でゼロを割る見通しが出てきた」と伝えた。
14日、ロイター通信電子版は「14日、NY市場は米経済再開期待から値上がりした。一方NY原油(WTI)はバレル20.70 ドル、7.6%値下がりした。NY金はオンス1,755.87ドルと高値圏を維持した。NYダウは23,949ドル、558ドル、2.4%高、ナスダック、8,515,4.0% 高、S&P500、2,846、3.1%高と揃って上昇した。ナスダック株価指数が大幅上昇した。ナスダック主要銘柄アマゾン株が2,283ドル、5.3%高、過去最高値を更新、相場全体をリードした。自宅待機、都市封鎖によりインターネット注文が急増、俗にいう「巣ごもり」需要急拡大で利益増加期待が大きく膨らんだ。特に格納庫人員不足を補うために緊急に75,000人の新規採用を13日に発表した。恐怖指数VIXは37.7%へ8.3%低下した。米10年債利回りはほぼ変わらずの0.75%だった。NY外為市場ではドルが売られた。1ドル=107.21円、1ユーロ=117.78円、1英ポンド=135.55円で取引された。
14日、ヤフーファイナンス電子版は「 14日、NY市場ではアップル、287ドル、5.1%高、一銘柄でダウ指数を93ポイント押し上げ相場全体をリードした。好業績を発表したジョンソン&ジョンソン、146ドル、4.5%高、同42ポイント押し上げた。ユナイテッドへルス、270ドル、2.7%高、同47押し上げ、ホームデポ、207ドル、4.2%高、同56押し上げた。一方、ボーイング、141ドル、4.3%安、同42ダウを押し下げた。ボーイングは今年にはいり新規受注が50機と先が見えない状態にある。一方、大幅減便のユナイテッド航空、30.90ドル、6.9%高、アメリカン航空、11.95ドル、3.4%高、クルーズ船親会社、カーニバル、12.51ドル、8.8%高と安値拾いの動きがみられた。」と伝えた。2020年大統領再選しか頭にないトランプ大統領は一日も早く経済を再開させたいと必死のようだ。一方、死者数が1万を超えて日々現場対応に忙殺されているNY市長との立場の差はなお余りにも大きい。(了)