ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY株、1%小幅に反発、経済活動再開の動きが材料もコロナ治療薬が出るまでは未知数とNYタイムズ、一方、NY原油、一時バレル11ドル台へ急落(学校で教えてくれない経済学)

2020-04-28 12:06:54 | 経済学
「欧米での複数の国の経済活動再開の動きを受けて27日、NY株式市場は先週末比1%強小幅反発して取引を終えた。一方、原油(WTI)は、一時バレル11ドル台へ急落、在庫急増による貯蔵タンク不足から深刻な状態を続けている。一部米企業の経済活動再開も過去の水準に戻るまでには長期間要する。コロナ禍による経済激震で生じた津波が多くの企業の業績悪化や倒産増をもたらすと多くの専門家は見ている。特に小売り、エネルギー業界に顕著である。新型肺炎コロナウイルスに対する治療法が見つかるまでは不安定な状態が続くとみられる。」と27日,WSJ電子版は伝えた。

27日、NYタイムズ電子版は「原油相場は急落、一方、株価は反発した。Job(仕事)かHealth(健康)か?米国内で多くの州で店を開け営業を再開する動きが出てきた。しかし、余りに早い営業再開は、むしろ仕事場離れを長引かせ、ひいては人種間格差、所得格差拡大を加速化させる恐れがある。」と伝えた。27日、ブルームバーグ電子版は「米国でコロナ感染者の増加率が鈍化した。複数の州で外出制限の緩和はじめ規制緩和の動きが出てきた。」と伝えた。

「27日、ダウは24,133ドル、358ドル、1.5%高、ナスダック、8,730,1.1%高、S&P500、2,878,1.5%高とそろって値上がりした。恐怖指数VIXは33.29%と7.9%下落、米債券が売られ、10年物米債利回りが0.66%へ上昇したが、欧米での規制緩和の動きを受けてリスク回避で買われていたドルが売られた。NY外為市場では1ドル=107.24円と対ドルで円高が進んだ。一方、ユーロ、英ポンドは変わらず、1ユーロ=116.14円、1英ポンド=133.26円でと取引された。NY原油(WTI)は米内外での原油需給悪化懸念から売られバレル13.13ドルへ先週末比21.2%急落した。安全資産として買われていたNY金はリスク回避の動きがやや後退、オンス1,725.45ドルへ小幅反落した。」とロイタ―電子版は伝えた。

27日、ヤフーファイナンス電子版からNY市場個別銘柄の動きを紹介する。「JPモルガン、94ドル、4.3%高、ダウを26ポイント押し上げ。VISA,171ドル、2.7%高、同30押し上げ。ウオルトディズニー、106ドル、4.8%高、同33ポイント押し上げ。ホームデポ、217ドル、2.6%高、同37ポイント押し上げ。スリーエム、153ドル、4.5%高、同45ポイント押し上げ、ゴールドマン、183ドル、3.7%高、同44ポイントそれぞれダウを押し上げた。ナスダック採用銘柄ではアマゾンが2,376ドル、1.4% 安、フエ―スブック、187、1.4%安、ネットフリックス、421ドル、0.9%安とこのところ買われていた銘柄に利益確定売りが目立つ。一方、高値800ドル台から一時400ドルまで売られていたテスラが798ドル、カリフォルニア工場再開を材料に10.1%急騰した。資金救済が伝えられたカーニバルが12.98ドルと9.0%反発した。ただ、1月高値50ドルから75%安の低位にある。」と伝えた。

27日、NYタイムズは多くのスペースを割いて北朝鮮、キムジョンウン重病説を報道した。同記事は「最大のリスクは北朝鮮内部で核が制御不能に陥ることだ。」と結んでいた。(了)

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棕櫚の花(スケッチ&コメント) 

2020-04-28 08:38:44 | スケッチ




棕櫚の花 

江嵜企画代表・Ken



棕櫚の花が、今年も暦どおりに今や遅しと躍動し始めた。遠目ではよく見えないが木の根元に近づくと、大きな房に包まれてまさにこぼれんばかりに花を咲かすべく出番を待っていることが分かった。

スケッチをしていると「ご主人、ご主人」という声が道端から聞こえた。振り返るとお年を召したさる紳士がフェンスの外に立っていた。

何かなと思って近づくと「きれいなチユーリップを今年も楽しませてもらいました。」と言うのである。「それは、それは」とそっけなく相槌を打ってスケッチをまた、はじめようとしたら、話好きの御仁と見えて話がとまらない。

「絵心のある方はうらやましいですなあ。」と続ける。「ところで、ご主人はおいくつですか」と聞くではないか。

「81です。いつまで続けられるか自信はありませんがね。」とお茶を濁してスケッチを再開しょうとした。

話は、終わらなかった。「81ですか。」と一呼吸置いたあと「81は日本の男性の平均寿命です。国は平均寿命で収支ゼロになるように年金を計算してますんや。これから先の年金は丸まるいただきとなりますから、長生きせんとあきまへんで。」と力を込めた。

なるほどそういう考え方もあるものかと改めて感心した。

いつものようにヤフーのブログで棕櫚の花言葉を調べた。「勝利」、「不変の友」と出ていた。花期は5~6月。ボリュームのある房が雄花、雌花は少し小ぶり。めしべは一本しかないと出ていた。

目の前にある棕櫚は三代目である。初代は祖母が祖父と所帯を持ち、家を建てるとき元家から持ってきた。25年前の阪神淡路大震災で切り倒された。

二代目は実家の家の陰に隠れていたが、全壊した家が取り払われて更地になったせいもあり、天日を目いっぱい浴びて一気に大きくなったが10年ほど前の強風で倒れた。

三代目は二代目が倒れたあと、まるで親からの申し送りを聞き届けていたかのように芽を出し、今や、空にせり出した葉先まで入れると10メートルはあるかと思えるまで成長した。

時に三代目の足もとに高さ20センチほどまで成長した四代目ひ孫が待機している。

棕櫚はおびただしい数の種を毎年落とすが決して毎年成木にならない。

先の老紳士の話もあるが、四代目のひ孫の木が僕のためにも長生きしろよと無言で筆者に話しかけてくれているような気がして、大いに元気をもらった次第である。(了)

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