「欧米での複数の国の経済活動再開の動きを受けて27日、NY株式市場は先週末比1%強小幅反発して取引を終えた。一方、原油(WTI)は、一時バレル11ドル台へ急落、在庫急増による貯蔵タンク不足から深刻な状態を続けている。一部米企業の経済活動再開も過去の水準に戻るまでには長期間要する。コロナ禍による経済激震で生じた津波が多くの企業の業績悪化や倒産増をもたらすと多くの専門家は見ている。特に小売り、エネルギー業界に顕著である。新型肺炎コロナウイルスに対する治療法が見つかるまでは不安定な状態が続くとみられる。」と27日,WSJ電子版は伝えた。
27日、NYタイムズ電子版は「原油相場は急落、一方、株価は反発した。Job(仕事)かHealth(健康)か?米国内で多くの州で店を開け営業を再開する動きが出てきた。しかし、余りに早い営業再開は、むしろ仕事場離れを長引かせ、ひいては人種間格差、所得格差拡大を加速化させる恐れがある。」と伝えた。27日、ブルームバーグ電子版は「米国でコロナ感染者の増加率が鈍化した。複数の州で外出制限の緩和はじめ規制緩和の動きが出てきた。」と伝えた。
「27日、ダウは24,133ドル、358ドル、1.5%高、ナスダック、8,730,1.1%高、S&P500、2,878,1.5%高とそろって値上がりした。恐怖指数VIXは33.29%と7.9%下落、米債券が売られ、10年物米債利回りが0.66%へ上昇したが、欧米での規制緩和の動きを受けてリスク回避で買われていたドルが売られた。NY外為市場では1ドル=107.24円と対ドルで円高が進んだ。一方、ユーロ、英ポンドは変わらず、1ユーロ=116.14円、1英ポンド=133.26円でと取引された。NY原油(WTI)は米内外での原油需給悪化懸念から売られバレル13.13ドルへ先週末比21.2%急落した。安全資産として買われていたNY金はリスク回避の動きがやや後退、オンス1,725.45ドルへ小幅反落した。」とロイタ―電子版は伝えた。
27日、ヤフーファイナンス電子版からNY市場個別銘柄の動きを紹介する。「JPモルガン、94ドル、4.3%高、ダウを26ポイント押し上げ。VISA,171ドル、2.7%高、同30押し上げ。ウオルトディズニー、106ドル、4.8%高、同33ポイント押し上げ。ホームデポ、217ドル、2.6%高、同37ポイント押し上げ。スリーエム、153ドル、4.5%高、同45ポイント押し上げ、ゴールドマン、183ドル、3.7%高、同44ポイントそれぞれダウを押し上げた。ナスダック採用銘柄ではアマゾンが2,376ドル、1.4% 安、フエ―スブック、187、1.4%安、ネットフリックス、421ドル、0.9%安とこのところ買われていた銘柄に利益確定売りが目立つ。一方、高値800ドル台から一時400ドルまで売られていたテスラが798ドル、カリフォルニア工場再開を材料に10.1%急騰した。資金救済が伝えられたカーニバルが12.98ドルと9.0%反発した。ただ、1月高値50ドルから75%安の低位にある。」と伝えた。
27日、NYタイムズは多くのスペースを割いて北朝鮮、キムジョンウン重病説を報道した。同記事は「最大のリスクは北朝鮮内部で核が制御不能に陥ることだ。」と結んでいた。(了)
27日、NYタイムズ電子版は「原油相場は急落、一方、株価は反発した。Job(仕事)かHealth(健康)か?米国内で多くの州で店を開け営業を再開する動きが出てきた。しかし、余りに早い営業再開は、むしろ仕事場離れを長引かせ、ひいては人種間格差、所得格差拡大を加速化させる恐れがある。」と伝えた。27日、ブルームバーグ電子版は「米国でコロナ感染者の増加率が鈍化した。複数の州で外出制限の緩和はじめ規制緩和の動きが出てきた。」と伝えた。
「27日、ダウは24,133ドル、358ドル、1.5%高、ナスダック、8,730,1.1%高、S&P500、2,878,1.5%高とそろって値上がりした。恐怖指数VIXは33.29%と7.9%下落、米債券が売られ、10年物米債利回りが0.66%へ上昇したが、欧米での規制緩和の動きを受けてリスク回避で買われていたドルが売られた。NY外為市場では1ドル=107.24円と対ドルで円高が進んだ。一方、ユーロ、英ポンドは変わらず、1ユーロ=116.14円、1英ポンド=133.26円でと取引された。NY原油(WTI)は米内外での原油需給悪化懸念から売られバレル13.13ドルへ先週末比21.2%急落した。安全資産として買われていたNY金はリスク回避の動きがやや後退、オンス1,725.45ドルへ小幅反落した。」とロイタ―電子版は伝えた。
27日、ヤフーファイナンス電子版からNY市場個別銘柄の動きを紹介する。「JPモルガン、94ドル、4.3%高、ダウを26ポイント押し上げ。VISA,171ドル、2.7%高、同30押し上げ。ウオルトディズニー、106ドル、4.8%高、同33ポイント押し上げ。ホームデポ、217ドル、2.6%高、同37ポイント押し上げ。スリーエム、153ドル、4.5%高、同45ポイント押し上げ、ゴールドマン、183ドル、3.7%高、同44ポイントそれぞれダウを押し上げた。ナスダック採用銘柄ではアマゾンが2,376ドル、1.4% 安、フエ―スブック、187、1.4%安、ネットフリックス、421ドル、0.9%安とこのところ買われていた銘柄に利益確定売りが目立つ。一方、高値800ドル台から一時400ドルまで売られていたテスラが798ドル、カリフォルニア工場再開を材料に10.1%急騰した。資金救済が伝えられたカーニバルが12.98ドルと9.0%反発した。ただ、1月高値50ドルから75%安の低位にある。」と伝えた。
27日、NYタイムズは多くのスペースを割いて北朝鮮、キムジョンウン重病説を報道した。同記事は「最大のリスクは北朝鮮内部で核が制御不能に陥ることだ。」と結んでいた。(了)