(学校で教えてくれない経済学)
「米GDPが1~3月期マイナス4.8%米商務省発表、4~6月期マイナス40%のエコノミスト予測にもかかわらず、①コロナ治療薬候補薬「ギレアド」効果あり報道、②米FOMCで政策金利ゼロ~0.25%据え置き決定と米FRBパウエル議長の景気刺激策継続明言、③ガソリン需要回復期待から原油(WTI)がバレル15ドル台への反発など一連のポジティブな動きを歓迎して、29日、NY株式市場でダウは2%、ハイテク株指標のナスダックは3%強反発して取引を終えた。一方、パウエルFRB議長の金融緩和路線継続発言を受けてNY外為市場でドルが売られ,1ドル=106.62円へドル安・円高が進んだ。個別の動きとしてはカーレンタル会社Hertz(ハーツ)が資金繰り悪化で破産手続きを開始した。」と29日、WSJ紙電子版が伝えた。
29日、ブルームバーグ電子版は「①パウエルFRB議長が記者会見で新型コロナウイルスの特徴の一つとしてHeartattck(心臓麻痺)リスクについて言及した、②Gilead社が開発したコロナ治療薬抗HIVエイズ治療薬がコロナ感染者で臨床効果が確認されたとの発表でNY株価が大きく反発した、③ガソリン需要回復の兆しを受けて原油相場が反発した、④米コロナ感染者数増加率が3%台から2%台へ低下した、⑤13年振り初めてエクソンモービルが配当凍結を発表した。コロナ世界的な感染拡大懸念から世界的な原油需要低迷は長期化すると見ている。」と伝えた。
29日、ロイター電子版は「29日、NY市場でダウは24,633ドル、532ドル,2.2%高、ナスダック、8,914,3.6%高、S&P500,2,939,2.7%高とそろって値上がりした。恐怖指数VIXは31.23%へ7.0%下落、米10年物国債利回りは0.63%へ反発したが、米FRBパウエル議長の発言で「追加の金融緩和策が期待される」として外為市場ではドルが売られ、1ドル=106.62円、1ユーロ=115.96円、1英ポンド=132.93円で取引された。NY原油(WTI)はバレル15.59ドルへ26.2%反発、ブレントオイルも同22.69ドルへ反発した。NY金は金融緩和措置継続、ドル安の流れから売り選好が継続、オンス1,714.91ドルへ値下がりした。コロナ関連ではロシアでコロナ感染者数が28日、1日のみで5,841人増え合計で99,399人と10万人突破目前に迫った。死者数は972人と少ない。」と伝えた。個別銘柄の動きとして29日、ヤフーファイナンスは「アップル、287ドル、3.3%高、ダウ指数を62ポイント押し上げ、ボーイングが1万6,000人一時解雇、航空機生産30%削減「正常化を図る」と歓迎5.9%高、ダウを52ポイント押し上げ、マイクロソフト、177ドル、4.5%高、同51押し上げた。ユナイテッド航空、31ドル、12.1%高、アメリカン航空、12ドル、12.2%高と空運銘柄の値上がりが目立った。クルージングのカーニバル16.69ドルへ15.4%高で取引を終えた。」と伝えた。極端な安値に放置されていた株価反発がこの日は目立った。ただ、世界のコロナ感染者数は311万7,000人と7万5,000人強増えた。鎮静化していたドイツで感染者数が再度増加した。2波,3波の波が押し寄せてくる可能性は消えていない。(了)
「米GDPが1~3月期マイナス4.8%米商務省発表、4~6月期マイナス40%のエコノミスト予測にもかかわらず、①コロナ治療薬候補薬「ギレアド」効果あり報道、②米FOMCで政策金利ゼロ~0.25%据え置き決定と米FRBパウエル議長の景気刺激策継続明言、③ガソリン需要回復期待から原油(WTI)がバレル15ドル台への反発など一連のポジティブな動きを歓迎して、29日、NY株式市場でダウは2%、ハイテク株指標のナスダックは3%強反発して取引を終えた。一方、パウエルFRB議長の金融緩和路線継続発言を受けてNY外為市場でドルが売られ,1ドル=106.62円へドル安・円高が進んだ。個別の動きとしてはカーレンタル会社Hertz(ハーツ)が資金繰り悪化で破産手続きを開始した。」と29日、WSJ紙電子版が伝えた。
29日、ブルームバーグ電子版は「①パウエルFRB議長が記者会見で新型コロナウイルスの特徴の一つとしてHeartattck(心臓麻痺)リスクについて言及した、②Gilead社が開発したコロナ治療薬抗HIVエイズ治療薬がコロナ感染者で臨床効果が確認されたとの発表でNY株価が大きく反発した、③ガソリン需要回復の兆しを受けて原油相場が反発した、④米コロナ感染者数増加率が3%台から2%台へ低下した、⑤13年振り初めてエクソンモービルが配当凍結を発表した。コロナ世界的な感染拡大懸念から世界的な原油需要低迷は長期化すると見ている。」と伝えた。
29日、ロイター電子版は「29日、NY市場でダウは24,633ドル、532ドル,2.2%高、ナスダック、8,914,3.6%高、S&P500,2,939,2.7%高とそろって値上がりした。恐怖指数VIXは31.23%へ7.0%下落、米10年物国債利回りは0.63%へ反発したが、米FRBパウエル議長の発言で「追加の金融緩和策が期待される」として外為市場ではドルが売られ、1ドル=106.62円、1ユーロ=115.96円、1英ポンド=132.93円で取引された。NY原油(WTI)はバレル15.59ドルへ26.2%反発、ブレントオイルも同22.69ドルへ反発した。NY金は金融緩和措置継続、ドル安の流れから売り選好が継続、オンス1,714.91ドルへ値下がりした。コロナ関連ではロシアでコロナ感染者数が28日、1日のみで5,841人増え合計で99,399人と10万人突破目前に迫った。死者数は972人と少ない。」と伝えた。個別銘柄の動きとして29日、ヤフーファイナンスは「アップル、287ドル、3.3%高、ダウ指数を62ポイント押し上げ、ボーイングが1万6,000人一時解雇、航空機生産30%削減「正常化を図る」と歓迎5.9%高、ダウを52ポイント押し上げ、マイクロソフト、177ドル、4.5%高、同51押し上げた。ユナイテッド航空、31ドル、12.1%高、アメリカン航空、12ドル、12.2%高と空運銘柄の値上がりが目立った。クルージングのカーニバル16.69ドルへ15.4%高で取引を終えた。」と伝えた。極端な安値に放置されていた株価反発がこの日は目立った。ただ、世界のコロナ感染者数は311万7,000人と7万5,000人強増えた。鎮静化していたドイツで感染者数が再度増加した。2波,3波の波が押し寄せてくる可能性は消えていない。(了)