猪熊佳子日本画教室風景
江嵜企画代表・Ken
ほぼ7ケ月ぶりで10月4日(日)、午前10時からの
猪熊佳子日本画教室に復帰した。
先日「神戸市高齢者美術作品展」に出した
作品を一度猪熊先生に見ていただくことと
出来たら干支の絵を描きたいと出かけた。
「喫茶C 店内風景」のタイトルの絵である。
喫茶C店は6月末で突如閉店となった。
特に昨年暮れの耳下腺腫瘍手術前後は
ほぼ毎日のように、ありていに言えば、
免疫力をつけるために通った。思い出
いっぱいのお店なので本心寂しい。
店主ご夫妻にプレゼントする予定だと
猪熊先生に話したらせっかく差し上げるのだからと
手を入れてくださった。
プロの画家の一筆が入ると絵が輝いてくる。
嬉しいことに2週間先の次回の教室にもう一度
絵を持参しなさいとのお言葉をいただいた。
行きがけの駄賃と書けば叱られるが
一息入れている間に、何かの記念にもなると、
教室の様子をスケッチし、自宅で色を付けた。
教室はコロナ対策が講じられていた。換気のため、
入り口と出口はドアを開放している。
マスクは義務である。お互いの距離をたっぷり取るため
以前二人で描いていたスペースの机に一人で座る。
縦2列で列の間隔を広くとる。机の上には古新聞を敷く。
などなどである。
第80回≪高輪会≫(大阪会場)、第100回≪高輪会≫
作品集の画集をいただいた。共に営業のための会合で
あるが、生徒のお陰で、猪熊佳子先生の30数点の作品を
鑑賞できる。
プロの優れた生の作品を目で見ることは絵を学ぶ者としても
欠かせない。猪熊佳子画伯は森の絵の画家としても
広く知られている。「森と水をめぐる旅」と画集に
副題がついていた。開催日11月7日が待たれてならない。(了)