「トランプ米大統領は予防的措置としてメリーランド州のウオーターリード陸軍病院に入院するとホワイトハウス報道官が話した」と10月2日、ブルームバーグ、WSJ紙、共同通信などが伝えた。トランプ大統領と夫人が共に新型コロナウイルス陽性確認後、2日のNYダウは一時、400ドル以上値下がりした。ペロシ米下院議長の「コロナ対策追加支援策の合意が近い」との発言のあと、買い戻しが入り、134ドル、0.5%安、27,682ドルで取引を終えた。S&P500、3,348,1.0%安、ナスダック、11,075、2.2%安と特にハイテク銘柄が大部分を占めるナスダックの下げが大きかった。米労働省は2日、9月の非農業部門の米就業者数は66.1万人増加(8月は150万人増)した。失業保険上乗せ措置が8月に期限切れとなったこともこの日の下げを助けた。米失業率は7.9%(8月は8.4%)と発表した。トランプ大統領の症状次第では1カ月に迫った米大統領選挙にも少なからぬ影響が出てくる。
2日、ロイター通信電子版は「恐怖指数VIXは27.63、3.5%増、米10年物国債利回りは0.6960%、2.8%上げた。NY外為市場では1ドル=105.38円へドル売り・円買いが進んだ。1ユーロ=123.45円、1英ポンド=136.38円とユーロ、英ポンドも小幅値下がりした。NY原油(WTI)はバレル37.00ドル、4.4%安、北海ブレント、同39.10ドル、4.5%安とそれ追って大幅値下がりした。コロナ感染拡大が続き、世界経済が影響を受け原油需要が大きく落ち込むとの見方が再び出てきた。NY金はオンス1,905.40ドル、0.1%安と引き続き冴えない。」と伝えた。
2日、ロイター電は「個別銘柄の動きとして、アップル、113ドル、3.2%安、ダウを25ポイント押し下げ、マイクロソフト、206ドル、3.0%安、同41ポイントダウを押し下げた。ダウ銘柄ではキャタピラーが49ドル、2.2%高とダウに逆行し動きを見せた。ナスダック採用銘柄ではネットフリックス。149ドル、4.6%安、テスラ、415ドル、7.4%安、アマゾン、3,125ドル、3.0%安とナスダック下げをリードした。」と伝えた。
2日のワシントンポスト電子版は「トランプ大統領、ファーストレディ共に新型コロナウイルス陽性が確認された。米国では新型コロナ死者数が2万7,000人を超えたがトランプ米大統領はPlayDown(軽視)してきた。だから今彼は病気にかかった。トランプ氏は74歳である。新型コロナウイルスは高齢者に犠牲者が多い。」と伝えた。ワシントンポスト、コラム欄で、ダナ・ミルバンク氏は「トランプ夫妻に新型コロナウイルス陽性が確認された。シャーデンフロイド(独語:Schdenfreude)(ざまあみろ、いい気味だ)と受け止められている。しかし、トランプ氏とトランプ支持者は今こそ新型コロナウイルスはSerious(深刻だ)と受け止める好機だ」と書いた。「中国「環球時報」、胡錫進(スーシ―ジン)編集長は「新型コロナが米国に与えた衝撃の影響を、トランプ大統領は一貫して軽く見せようとしてきた。米大統領と夫人がその代償を払っている」と述べた。」とロイター電は伝えた。新型コロナウイルスを正しく怖れることが求められる。風邪を引かないことで乗り切りたい。(了)
2日、ロイター通信電子版は「恐怖指数VIXは27.63、3.5%増、米10年物国債利回りは0.6960%、2.8%上げた。NY外為市場では1ドル=105.38円へドル売り・円買いが進んだ。1ユーロ=123.45円、1英ポンド=136.38円とユーロ、英ポンドも小幅値下がりした。NY原油(WTI)はバレル37.00ドル、4.4%安、北海ブレント、同39.10ドル、4.5%安とそれ追って大幅値下がりした。コロナ感染拡大が続き、世界経済が影響を受け原油需要が大きく落ち込むとの見方が再び出てきた。NY金はオンス1,905.40ドル、0.1%安と引き続き冴えない。」と伝えた。
2日、ロイター電は「個別銘柄の動きとして、アップル、113ドル、3.2%安、ダウを25ポイント押し下げ、マイクロソフト、206ドル、3.0%安、同41ポイントダウを押し下げた。ダウ銘柄ではキャタピラーが49ドル、2.2%高とダウに逆行し動きを見せた。ナスダック採用銘柄ではネットフリックス。149ドル、4.6%安、テスラ、415ドル、7.4%安、アマゾン、3,125ドル、3.0%安とナスダック下げをリードした。」と伝えた。
2日のワシントンポスト電子版は「トランプ大統領、ファーストレディ共に新型コロナウイルス陽性が確認された。米国では新型コロナ死者数が2万7,000人を超えたがトランプ米大統領はPlayDown(軽視)してきた。だから今彼は病気にかかった。トランプ氏は74歳である。新型コロナウイルスは高齢者に犠牲者が多い。」と伝えた。ワシントンポスト、コラム欄で、ダナ・ミルバンク氏は「トランプ夫妻に新型コロナウイルス陽性が確認された。シャーデンフロイド(独語:Schdenfreude)(ざまあみろ、いい気味だ)と受け止められている。しかし、トランプ氏とトランプ支持者は今こそ新型コロナウイルスはSerious(深刻だ)と受け止める好機だ」と書いた。「中国「環球時報」、胡錫進(スーシ―ジン)編集長は「新型コロナが米国に与えた衝撃の影響を、トランプ大統領は一貫して軽く見せようとしてきた。米大統領と夫人がその代償を払っている」と述べた。」とロイター電は伝えた。新型コロナウイルスを正しく怖れることが求められる。風邪を引かないことで乗り切りたい。(了)