亡父月命日の供花
江嵜企画代表・Ken
亡父月命日から1週間たった。先日神戸市高齢者美術作品展に出すため正直、
根詰めて描いていた疲れが出ていたようで、そのままにしていたスケッチに彩色した。
供花は阪神御影駅前の花屋さんT店でお世話になっている。この日は若奥さんが
見繕ってくれた。前にも何度も書いたが所定のお代を払いしばしお店の隅で
待機する。はいと渡されて帰宅して自前で花瓶に入れながらアレンジする。
リンドウが主役だということが描きながら改めて分かった。若奥さんなりに
考えながら色合わせしていただいているように思う。11月の亡父月命日の日に
今回仕上げた絵のはがきサイズコピーを持参する予定である。自分から
言うのもおこがましいが、一本一本、気持ちを込めて描かせてもらった。
リンドウは漢字で竜胆と書く。いつものようにヤフーのお世話になった。
中国名の竜胆がなまってリンドウになったという。出雲風土記(733)に
日本で初めて竜胆の名で出てくる。平安時代に書かれた「枕の草紙」に
竜胆に触れた一文がある。花期は9~11月。秋を代表する花の一つと
出ていた。
竜胆の花言葉。「悲しんでいるあなたを愛する」、「正義「、「誠実」。
花を描いているといつも元気をもらえる。描いていると花にもそれが
分かるのか、どの花も気持ちしゃんとしてくるから不思議である。(了)