ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

鼠径部が痛い! 七星論での診断の妙

2022-03-06 12:00:32 | 診断即治療と虹彩学

この「診断即治療」は、 「しちせいブログ」にも転載しています。

 

鼠径部

指で示している辺りが痛い

 

 

先日、指で示している辺りが痛い、という方が来られました。

そういう症状は、七星鍼法の基礎実技にある「歪みの検出」をすれば、すぐに原因がわかるのですが、この方は、それをしても検出されませんでした。

 

「あれ?」と思いながら七星鍼法の「六臓診」をしたら原因が診えてきました。

なんと、「肝」に異変が出ていたのです。

 

「えっ! 肝?」と思いますよねー。

七星鍼法を学んだ方には分かると思いますが、そんな時は対応経絡を考えると答えが出て来ます。

下の「七星論での循環図」を見てください。

 

七星循環図

 

「木」と対応しているのが「金」です。

つまり、「金=肺。大腸」となるので、「大腸からの異変」と考えるkとができるわけです。

では、治療はどうすればいいのか、ということになりますが、ここからが面白い。

 

七星鍼法には「査穴」と呼ぶのがあります。

「肝査穴」とか「大腸査穴」というものです。

その査穴を使うと、即効性のある「郄穴」のような作用があるので、七星鍼法の基本取穴だけで症状は治まります。

 

基本取穴には「陰経」を用いるので、大腸に異変があっても「陰経」つまり「肺査穴」だけでいいのです。

それは、何度か臨床実践塾でも見せてきましたが、

「肺査穴≒大腸査穴」になる~です。

 

「陰経と陽経が同じ」というのは、本だけ読んだ人にはわからないと思いますが、実験をした人ならわかると思います。

理由は、体を七星で分断していくと、同じ部位になるからです。(^o^)

 

それは、拙著『人体惑星試論奥義書』にも書いたのですが、

「易で仮設を立て科学で裏付けする」というのが、私のスタンスだからです。

 


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