取った獲物は離さない」と講演記録にある(学校で教えてくれない経済学)
「バイデン米大統領は2023年度予算規模5兆8,000億ドル(715兆円)を公表した。法人税増など民主党支持狙いの項目が目立つ、②G7,エネルギー担当相会合でロシアの天然ガスルーブル建て要求を拒否、③上海ロックダウンが28日から開始で中国の需要減見越してNY原油がバレル104ドル台へ下落」と28日、ブルームバーグ電子版が伝えた。28日、WSJ紙電子版は「①キエフ、モスクワ両政府は28日から和平交渉をトルコで継続すると発表した。欧米側はロシアの攻撃が抑えられることを期待していない、②28日、NYダウ小幅高で取引を終えた」と伝えた。29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「バイデン米大統領は23年予算(10月施行)、5兆8,000億ドル、前年比1%減、内国防費、8,130 億ドル、4%増を発表した。NATO強化、インド太平洋対応、教育支援、法人税引き上げを盛り込んだ。」と伝えた。
28日、NY市場でダウは34,955ドル、94ドル、0.27%高、S&P500は4,575と32ポイント、0.71%高、ナスダックは14,354と185ポイント、1.31%高で取引を終えた。個別銘柄ではダウでマイクロソフトが310.70ドル、2.31%高、1銘柄でダウを46ポイント押し上げた。ナスダックではテスラが株式の5分割を投資家に提案した事を材料に1,091.84ドル、8.03%高とナスダック高をリードした。恐怖指数VIXは19.63へ5.67%低下、米10年債利回りは2.440%と前週レベルをほぼ維持した。NY外為市場では一時、1ドル=125円台までドル高・円安を記録したがあと売られ、1ドル=123.69円、1ユーロ=136.01円、1英ポンド=162.05円で取引された。NY原油(WTI)はバレル104.20ドルへ反落した。上海ロックダウンが28日からはじまり原油需要減が意識された。NY金はオンス1,922.80ドルと小幅安、ビットコインは4万7,177ドルと小幅に上げた。
29日朝放送のフランス2は「自前でのエネルギー元確保がロシアのウクライナ侵攻のあと改めて問われているが現実問題、当面の対応としては一部生物資源からのメタンガス見直し以外見当たらない。」と伝えた。29日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニユース」で「インド、モディ首相はロシアからの武器依存度を減らす目的で専門家員会委員会を立ち上げた。インドはロシアのウクライナ侵攻に国連決議では「中立」の立場だがロシアからの兵器依存が大きく当面のロシア依存から抜け出せないのが実態だ」と解説していた。
余談ながらロシア問題の最高の権威者で2019年11月逝去された木村汎氏の講演記録2016年7月9日開催の記録が手元にある。「プーチンは台所もトイレも共通ですごすアパートの貧しい家に生まれた。成績もクラスで後ろから2,3番目、エリートが目指すコムソモールへ入れずに二番目のエリートコースのKGBを選んだ。(中略)プーチンに政策はありません。即興的に反応する。これはKGBの鉄則です。チャンスが来るまで待つ。一気加勢に動く。クマと似ている。クマは一端補まえると離さない。獲物をつかむと走り去る。それがクリミアを取った時に出た。愛国心に訴え己のサババルしか関心がない」とあった。(了)
「バイデン米大統領は2023年度予算規模5兆8,000億ドル(715兆円)を公表した。法人税増など民主党支持狙いの項目が目立つ、②G7,エネルギー担当相会合でロシアの天然ガスルーブル建て要求を拒否、③上海ロックダウンが28日から開始で中国の需要減見越してNY原油がバレル104ドル台へ下落」と28日、ブルームバーグ電子版が伝えた。28日、WSJ紙電子版は「①キエフ、モスクワ両政府は28日から和平交渉をトルコで継続すると発表した。欧米側はロシアの攻撃が抑えられることを期待していない、②28日、NYダウ小幅高で取引を終えた」と伝えた。29日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「バイデン米大統領は23年予算(10月施行)、5兆8,000億ドル、前年比1%減、内国防費、8,130 億ドル、4%増を発表した。NATO強化、インド太平洋対応、教育支援、法人税引き上げを盛り込んだ。」と伝えた。
28日、NY市場でダウは34,955ドル、94ドル、0.27%高、S&P500は4,575と32ポイント、0.71%高、ナスダックは14,354と185ポイント、1.31%高で取引を終えた。個別銘柄ではダウでマイクロソフトが310.70ドル、2.31%高、1銘柄でダウを46ポイント押し上げた。ナスダックではテスラが株式の5分割を投資家に提案した事を材料に1,091.84ドル、8.03%高とナスダック高をリードした。恐怖指数VIXは19.63へ5.67%低下、米10年債利回りは2.440%と前週レベルをほぼ維持した。NY外為市場では一時、1ドル=125円台までドル高・円安を記録したがあと売られ、1ドル=123.69円、1ユーロ=136.01円、1英ポンド=162.05円で取引された。NY原油(WTI)はバレル104.20ドルへ反落した。上海ロックダウンが28日からはじまり原油需要減が意識された。NY金はオンス1,922.80ドルと小幅安、ビットコインは4万7,177ドルと小幅に上げた。
29日朝放送のフランス2は「自前でのエネルギー元確保がロシアのウクライナ侵攻のあと改めて問われているが現実問題、当面の対応としては一部生物資源からのメタンガス見直し以外見当たらない。」と伝えた。29日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニユース」で「インド、モディ首相はロシアからの武器依存度を減らす目的で専門家員会委員会を立ち上げた。インドはロシアのウクライナ侵攻に国連決議では「中立」の立場だがロシアからの兵器依存が大きく当面のロシア依存から抜け出せないのが実態だ」と解説していた。
余談ながらロシア問題の最高の権威者で2019年11月逝去された木村汎氏の講演記録2016年7月9日開催の記録が手元にある。「プーチンは台所もトイレも共通ですごすアパートの貧しい家に生まれた。成績もクラスで後ろから2,3番目、エリートが目指すコムソモールへ入れずに二番目のエリートコースのKGBを選んだ。(中略)プーチンに政策はありません。即興的に反応する。これはKGBの鉄則です。チャンスが来るまで待つ。一気加勢に動く。クマと似ている。クマは一端補まえると離さない。獲物をつかむと走り去る。それがクリミアを取った時に出た。愛国心に訴え己のサババルしか関心がない」とあった。(了)