この「診断即治療」は、 「しちせいブログ」にも転載しています。
肋椎椎間関節を広げる軽~い手技
8年ぶりぐらいに来られた方ですが、前は大手化粧品のエステ部門に勤めていました。
現在は大阪市内で開業しているそうです。
きれいな人で人柄もいいので、成功すると思います。
彼女が訴えていたのは、
① 首から肩の凝り
② 鎖骨の下にも凝りを感じる
③ 1週間ほど前にぎっくり腰のようになった
このような場合は、腎を目標に治療していきます。
もちろん診断があっての話で、腎虚が診られたからですが、上記の3つの症状でも「腎」を疑います。
理由は、七星論では首〈頚椎〉は「腎」に属するからです。
だから、ぎっくり腰のようになっても不思議ではありません。
この症状だと巨鍼を使うと早いのですが、この方は巨鍼を恐がるので、巨鍼は使えません。
なので、毫鍼と肋椎椎間関節を手技で調整しました。
「手技で」と言っても、手技をする時間は1~2分です。
治療が済んでから、首を後ろに倒したり、回したりして、
「楽になったわー(^-^)」と喜んでいました。
後は、家庭での養生法を教えて治療を終わったのですが、私がその会社のエステ部門で、何回かの講習をしたときには整体も教えましたので、上手くやってくれると思います。
これでまた8年は来ないのかなー。(^o^)