この「診断即治療」は、 「しちせいブログ」にも転載しています。
内くるぶしの墨の付いたところが太谿です
「一般の方にも治療法を教えていこうかなー」と考えています。
というのは、わざわざ治療院に行かなくても、ほとんどの症状は家庭で治す事ができるからです。
と言っても、私たちが使う「鍼灸理論とテクニック」を使えば、ほんとに家庭で治す事ができるのです。
そのために、「通信治療」と銘打って、ちょっとやってみたのですが、知り合いだけになり「売上にならない」のです。(^o^)
夜中の12時、1時まで、あるいは、朝の6時前から電話やLINEで治療方法の指導をしたのですが、これが続くと私が持ちません。
科といって、ブログに全てを書くのは同業者の売り上げを落とす事になるので、同業者に申し訳ないのです。
「いいではないか」と言う人もいますが、昨今のブログやYouTubeを観ますと、怪しいとか、危険な方法が流されているので、個人的に納得できないのです。
とまー、そんなことを考えながらセミナーでも企画しようかとしているところです。
どんな症状が治せるのかと言うと、たとえば今朝来られた患者さんですが、以下のような方がいました。
太ももの内側で、経絡で観ると「腎経」が痛いと言う方が来られました。
軽い痛みでしたし、膝関節とは関係ないだろうと、経絡を使う事にした。
上の写真に有る「太谿」というツボに小さなお灸を1つしました。
「どうですか?」ときくと、太ももの内側を触り、納得してない顔をしています。
「痛みは?」と再度聞くと、
「少しはいいみたいですが‥‥」と言う。
ということは「効いてない」ということです。
ただ、私に気を使って「いいみたい」と言ったわけです。
そこで、骨盤の歪みを検査したら、歪みが出てきましたので、指でやる骨格矯正をしました。
「どう?」と聞くと、
「はい。だいぶ取れました」と言う。
歪みの検査をしても歪みは検出されなかったので、それでいいだろうと、治療を終りました。