4月24日臨床実践塾の準備：腰痛の治し方

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変則巨鍼療法

コロナの「まん延防止等重点措置」も解除されましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

久しぶりに「臨床実践塾をやってみようか」という気分になりました。
「まん防」が解除されたからといって、状況が急変して良くなったというわけではありませんが、少なからず「安堵感」は出てきたと思います。
そこで、2年余り、活発でなかった臨床実践塾を再開してみたいと考えております。

手始めは、「腰痛の治し方」からやっていきます。
腰痛と言っても、いろいろなパターンがありますし、患者さんにもいろいろな方がいます。

・鍼が好きな人
・鍼が嫌いな人
・手技療法が好きな人
・手技療法では物足りないと思う人
・即効的に治してほしいと思う人
・家族の事情でゆっくり治してほしいと思う人
　（治らない方がいいと考えている人もいます）

ですから治療師は、そのパターンを見分けて治療をする必要があります。
七星鍼法を含めた治療法には以下のようなものがあります。

① 生物力学療法
② 太もも踏み
③ 腸腰筋ほぐし
④ 骨盤（腸骨）調整
⑤ 一穴鍼法
⑥ せんかん鍼
⑦ 頭足鍼
⑧ 骨格矯正鍼療法
⑨ 経絡治療（査穴鍼法）
⑩ 頭七鍼
⑪ 巨鍼療法
⑫ 灸法
⑬ 瀉血


立って歩けないような人の治療には巨鍼療法が抜群の効果を現しますが、巨鍼を怖がる人もいますので、そんな時は、その方に応じた治療法を選んで治療します。
たとえば、先日来られた方は、鍼を異常に怖がっていましたので、手技療法で治療しました。

ただ、重症の方には鍼のほうが効果的で、手技療法では得られない治療効果があります。
鍼灸学校で教える腰痛の治療法は、

上の写真は、変則巨鍼療法ですが、骨盤が異常に捻れているときなどに使います。
そして、上に書いた治療法をいくつか混ぜて使う事もあります。
今度の実践塾では、そのような治療法を解説していきます。

NYダウ、550ドル安、ウクライナ状勢混沌、米経済の物価高・景気減速警戒。問題は日本がどう行動するかであるが「小人閑居して不善をなす」ことは避けたい（学校で教えてくれない経済学）

ウクライナ状勢の膠着状態継続や米景気減速懸念が重なり31日、ＮY株は取引き終了にかけて急落、ダウは前日比550ドル値下がりした。「①プーチン露大統領は31日、ロシア産天然ガスはルーブル建てでないと売らないとの大統領令に署名した。シュルツ独首相は「プーチン露大統領と交わした覚書ではユーロ建てでのガス購入は可能とある」と記者会見で述べた。②バイデン米大統領は5月に100万バレル/日の米備蓄原油放出を決めた。米国でガソリン価格のガロン1ドル近く値上がりに対応した。」と伝えた。ロシアテレビは「ラブロフ露外相は中国の王毅外相との会談の後インド訪問する。ロシア産ガス契約を両国がルーブ、ルピアの自国通貨で行うことでインド政府との協議が予定されている。仮にこれが決まれば画期的出来事だ。」と伝えた。インドはロシア産ガス輸入を3月から増やしている。

英BBCは「ストルテンベルグNATO事務総長は「ロシアはロシア軍のキエフ攻撃態勢を東部にシフトは見られない。ロシアによる攻撃は激しさを増している。」と述べた。英情報部トップは「ロシア兵士の士気は著しく低下している。プーチンを恐れて軍幹部もプーチンに虚偽情報を送っていた。」と伝えた。ロイター電によると「キエフ攻撃の戦車部隊のロシア兵ミシエルは戦車1台を売り交換条件としてウクライナ市民権取得を要求した。戦車に同乗していた兵士は逃げミシエル1人になったあとハプニングが起こった。」と伝えた。

31日NY市場で34,678ドル、550ドル、1.57%安、Ｓ＆Ｐ500は4,530、72ポイント、1.57%安、ナスダックは14,220と221ポイント、1.54%安で取引を終えた。ダウは30銘柄全て値下がりした。個別銘柄ではではダウでホームデポが299.33ドルと2.96%安、1銘柄でダウ指数を60ポイント押し下げた。ナスダックではアマゾンが3，259.95ドル、1.77%安、テスラが1，077.60ドル、1.50%安でダウ指数を押し下げた。恐怖指数VIXは20.56と6.36%上昇、米10年債利回りは2.358%と1.42%上げた。NY外為市場では1ドル=121.83円、1ユーロ＝134.87円、1英ポンド＝160.15円で取引された。

NY原油（WTI)はバレル100.99ドルと前日比7%強値下がりした。北海ブレントは105.47ドルへ値下がりした。原油関連では「OPECプラスが31日、オンライン会議を開き47万バレル/日増産で据え置きを決めた。米国が備蓄原油100万バレル/日5月から放出を決めた。今後石油の値段が下がるかどうかは分からない。11月の米中間選挙でバイデンは圧力を受けている。欧州では原油元売り課税引き下げに伴い4月1日からガソリン小売り価格が引き下げられる。ロシアはロシア産ガスのルーブル建てをプーチンは決めた。欧州全体では電力消費節約や石炭火力見直しも選択肢に入るかもしれない」とスペインTVEが伝えた。
韓国KBSは「4月1日からガス料金が値上げされる。電気料金は既に上がっている。ガスの輸入価格が値上がりしており止む負えない措置と受け止められている。」と伝えた。NY金はオンス1，935.00ドルと小動き、ビットコインは4万,619ドルへ3.02%下げた。問題は日本が臨機応変にどう行動できるかであるが小人閑居して不善をなすという諺もある。（了）