きのうの臨床実践塾：やっぱりリアルセミナーがいい（^o^）

肘関節調整

昨日はひさ～～～しぶりのリアルセミナーでした。
楽しかったー＼(^o^)／

やっぱりセミナーはリアルがいいですねー。
特に鍼灸実技のセミナーともなれば、動画では説明できない空気の問題がありますので、
「やっぱりリアルだな！」と思いました。

昨日のテーマは
『腰痛の治し方いろいろ』でして、普段当院で使っている腰痛治療の方法を説明しました。

新しいテクニックとして、
「肘関節での腰椎調整」を発表したのですが、これに関しては、知らない人が多いはずです。
それは、七星論になるので七星論を知らない人には発想できない理論と実技だからです。

いや、七星論を知っていても、ここまで考えられる人は非常に少ないはずです。
理由は、私も最近気が付いたことだからです。（^_^;）

次に、
腰痛で、右脊柱起立筋の過緊張の臨床写真は、多分インパクトがあったのではないでしょうか。
通常の臨床では非常に少ないので、深く印象に残ったのではないかと思います。

そして、「脊柱管狭窄症」の臨床は、手法としては目新しいモノではないのですが、取穴と方法に特徴があります。
当院の「脊柱管狭窄症」の臨床では、高い確率で成果を上げています。

中村逸郎先生大いに語る、ウクライナ問題（スケッチ＆コメント）

中村逸郎先生

画・江嵜 健一郎

国際生涯学習文化センター主催でロシア問題スペッシアリストの中村逸郎,筑波大学教授の講演会が4月23日（土）、午後2時30分から大阪府社会福祉会館であり楽しみにして出かけた。ロシアのウクライナ侵攻渦中ということもあり予約はしていたが自由席のため空いた席を探すのに難儀した。大部分は男性だった。講演のあと時間をたっぷり取り、7人、8人が手を上げ質問した。「日本参加のサハリン2は継続した方がいい。日本が引けば中国が入り込む。」と中村先生は答えた。「ロシアが北海道に侵攻してくる可能性はあるか」との質問に「ある。日本も核装備が必要になる。」と答えた。一方、「ロシアはいま制裁強化で苦境にある。北方四島返還にはまたとないチャンスだからこの機会を逃がすべきでない」と答えた。

中村逸郎先生は鳥取県生まれ、学習院大卒、65歳、ロシア科学アカデミーなどでロシア研究をした。「なぜ先生はロシア語を選んだのか」と質問の時間の参加者に「アメリカとロシアを勉強したかった。アメリカよりロシア語を勉強する人が少なかったことが一番の理由です」との答が印象に残った。演壇に立つなり「最近はオンライン授業が多く今日のように大勢の人の前で話す機会がなかったので面喰っている」と黒縁メガネで親しみ深く話はじめた。

会場正面にプロジエクターに上半身のプーチンの像に祖国を愛すとロシア語で書いた一枚を映した。次に左にプーチンの顔、右半分にモナリザの顔を並べた絵を紹介「似ていません？この絵が今モスクワで広く出回っている。プーチンはタイムトラベラーと自ら称し、500年おきに現れてくる歴史の中の自分を正当化しようとしている」と解説した。

中村先生は「プーチンには現在と過去しかない。未来はない。信じられないような人なんです」と話を続けた。ロシアは2月24日、ウクライナに侵攻した。残虐行為が毎日のように伝えられている。ロシア人の友だちが日本に来た。電車の乗ったとき「まわりの皆様にご迷惑にならないようにお願いします」の車内放送にまず驚いた。どうしてか？「日本人は周りのことを気にする。ロシア人は周りの人なんか全く気にしない。そのことを是非知っておいていただきたい。」と中村先生は話を先に進めた。

中村先生は「ウクライナを舞台にしたロシアとアメリカの戦争なんです。プーチンはヨーロッパに対する復讐のつもりでウクライナに侵攻した。ウクライナは元ロシアだった。ウクライナからポーランドへ難民が260万も逃げているがウクライナの西半分は農業地帯でポーランドと同じ国だった。」と説明した。「欧米の対ロシア制裁でスーパーのレジのレシートの紙さえなくなっている。制裁がロシア経済を追い詰めている一例です。戦争を終わらせるためには制裁を強化する以外にない」と中村先生は力を込めた。「プーチンは組織を持っていない。恐怖心だけでもっている。恐怖心だけでは戦えない。アッと言う間に倒れます。」と話したあと私見と断り「プーチンなきあとのロシアはウラル山脈を介して①モスクワ公国、②イスラム公国と③極東共和国に3分割されると見ている」と述べて講演を終えた。（了）