右肝査穴に刺鍼した
タイトルのような方が来ました。
2018年に1回来ただけなので、4年ぶりぐらいです。
でも、この問診表を見ただけで、「肝臓がおかしいいみたいやな」と思った。
それから脈を診たら、やっぱり肝虚が出ていた。
ついで、脊椎診をしたら、肝臓部が凹んでいる。
これで間違いなく「肝」ということがわかる。
そこで、座位のまま、一穴鍼法をする事にした。
使うのは、もちろん右肝査穴だけです。
しかし、変化を本人に感じてもらわないと、
「自然に治った」と思われるので、胸椎の動診をして動きを確認してもらった。
それから、肝査穴に刺鍼して、
「はい。先ほどのように体を曲げてみてくれますか」と言うと、その通りにして笑顔になった。
もちろん、腰も軽くなっています。
しかし、それだけ終わると、
「たった1分ですか」と言われそうなので、経絡治療で全身整えた。
腰痛の治し方は、実に色々な方法があるのですが、この一穴鍼法というのは術者にとって面白い治療法です。
その他の治療法も書いていきますので、楽しんでください。(^o^)
4月24日の臨床実践塾では、このような腰痛の治し方をいくつか紹介していきます。