「米FOMCは6月11,12月会合で米政策金利を年5.25~5.50%据え置きを決めた。3月開催時利下げを年内3回と決めていたが、今回の会合で利下げは年内1回にすると示唆した。当会合に先立ちインフレ率を示す5月米CPIが前年同月比3.3%増(4月:3.4%増)とインフレやや鈍化を確認したがFOMC会合ではややタカ派的選択をした」と12日、ロイター電子版が伝えた。
12日、NYタイムズ電子版は「米FRBは、インフレ率は2%目標の想定通り進んでいないと認識、利下げは年内1回のみと想定した。米CPI発表のあと一時1ドル=155円台まで円が買われたがFOMC会合の後、円売り・ドル買いに戻した。」と伝えた。13日朝放送の韓国KBSは「米FRBは政策金利を7会合連続で据え置いた。韓国との金利差は2.65%へ拡大した。10年債利回りは一時、4.2%台まで低下したが4.3%台へ戻った。12日、NY株はダウは下落、ナスダックは上げた。「米雇用は過熱状態ではない」との認識を米FRBは示した。」と伝えた。
12日、NY市場でダウは38,712ドル、35ドル、0.09%安、S&P500は5,421と45ポイ柄ではアップル、2.86%高、エヌビディア、3.55%高、マクロソフト、1.95高でそれぞれ12日終値ベースで、時価総額が1位、マイクロソフト(3兆2,770億ドル)、2位、アップル(3兆2,670億ドル)、3位、エヌビディア(3兆860億ドル)と上位3社が首位争いをしている」と12日、ヤフーファイナンスが伝えた。
恐怖指数(VIX)は12.04と6.30%低下。米10年債利回りは4.316%と2.08%低下。NY外為市場で1ドル=156.60円、0.06%安、1ユーロ=169.29円、0.32%高、1英ポンド=200.43円、0.14%高。NY原油(WTI)はバレル78.32ドル、0.54%高、北海ブレント、同82.50ドル、0.07%高。NY金はオンス2,340.70ドル、0.61%高。ビットコインは6万8,300ドル、1.44%高でそれぞれ取引された。
13日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「犯罪件数が英国各地で増加している。背景にコカイン麻薬が指摘される。」と伝えた。フランス2は「マクロン大統領は12日、フランス議会で演説「極右政党から大統領が誕生すればフランスがなくなる」と事実上選挙キャンぺーンを行った。一方、共和党は党首辞任で分裂状態にある。」と伝えた。
中国CCTVは「米国はEV自動車に37.1%関税上乗せを決めた。中国は報復する。貿易戦争は双方にプラスにならない。フランスは賛成している。ドイツは米国に反対している。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国人兵士が台湾に上陸し逮捕された。中国外務省は中国政府は一切関与していない。個人的問題だと述べた。」と伝えた。問題は日本である。「複雑怪奇である」との言葉を残して80数年前、日本は国際連盟を脱退し戦争へ進んだ。日々複雑にして怪奇な出来事が頻発する世界を乗り切ることが出来る青年が育ってほしい。(了)