トランプ大統領による中国、ＥＵ，ＦＲＢ様々な摩擦無視、ＮＹダウほぼ横ばい5ドル安、ＮＹ原油、バレル70ドル台回復（学校で教えてくれない経済学）

「メルケル首相が米中関税戦争の先行きを懸念、トランプ大統領と中国、EUとの対立がエスカレートしてきた」と20日付のフィナンシアルタイムズ紙電子版トップで伝えた。20日付NYタイムズ紙、WSJ紙電子版は「トランプ氏は、中国、EUを為替操作理由に、米FRBを利上げ理由にそれぞれ激しく非難した」と伝えた。20日付のワシントンポスト紙、NYタイムズ紙、WSJ紙は共に電子版トップで「トランプ氏と元トランプ氏専属弁護士コーエン氏との会話をコーエン氏が密かに撮っていた記録をFBIが入手した。同記録には元プレーボーイ誌モデルへの口止め料支払いの件でのやり取りが含まれている。」と伝えた。

21日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でブルームバーグニュースは「中国、EUとの貿易摩擦、FBIのトランプ・コーエン対話記録入手など様々なニュースをＮＹ株式市場は無視、NYダウは前日比ほぼ横ばいの5ドル安、25,058ドルで取引を終えた。トランプ氏は再度 FRBの利上げを非難したが、NY債券市場では米国債が売られ利回りが上昇した。利回りは上昇したが、ＮＹ外為市場ではドルが売られ、1ドル＝111.39円、1ユーロ＝130.61円で取引された。ＮＹ原油（WTI）はバレル70.46ドルと節目の70ドル台を回復した。NY金は買い戻され、オンス1,231.10ドルと小幅反発した。

21日朝放送の米ABCは19日、ミズリー州の湖で水陸両用ボートが悪天候の中転覆少なくとも17名が死亡したと伝えたあと「トランプ氏の元専属弁護士コーエン氏が元プレーボーイ専属モデルに口止め料を支払いの対話記録をFBIが家宅捜査で入手した。コーエン氏は既にFBIの捜査に全面協力すると伝えている。トランプ氏と元モデルとの関係は2016年大統領選挙前の関係である。トランプ氏は元モデルとの関係疑惑に加えてロシア人スパイ行為含めロシア疑惑に対するFBIによる捜査が継続している。」と伝えた。

21日放送のドイツZDFは「ドイツ自動車産業連盟労組が総会を開き、トランプ大統領による関税引き上げ問題を協議、関税引き上げは米国のみならず世界経済に悪影響を及ぼすと声明を出した。ドイツは年間70万台の自動車を輸出、10万人が雇用されている。米商務省は7月に調査を完了する。ドイツはメキシコで自動車関連部品を生産しアメリカに輸出している。メキシコに対する関税引き上げによりメリットが相殺される。現在ワシントンで公聴会が開催されている。ユンケルEU委員長は来週トランプ大統領と会談する。」と伝えた。

21日朝放送の韓国KBSは「韓国銀行の調査によれば2017年の北朝鮮のGDPは前年比3.5％減少した。中国による制裁が大きく影響した。キム委員長は核開発から経済再建へ転換した。中国との国境に製造業が集中している。産業別では鉱業が11％減、重化学10.4％減と目立つ。エネルギー不足の影響が出た。農林水産業は1.3％減、干ばつの影響を受けた。」と伝えたあと韓国KBSは「韓国と北朝鮮との関係が離散家族引き合わせをめぐってぎくしゃくしている。北朝鮮通信は「韓国は無駄口をたたいている」と非難した。」と伝えた。（了）

米中貿易摩擦再燃と米企業決算先行き懸念からＮＹダウ、134ドル高、一方、トランプ大統領「米利上げとドル高は米国経済に打撃」と発言（学校で教えてくれない経済学）

「トランプ米大統領は19日、12ケ月来高値のドル上昇を叩いた」と19日付フイナンシアルタイムズ紙電子版はトップで伝えた。トランプ氏は「米利上げは米国経済に好ましくない」と発言した。米議会が米国での外国の投資規制に動き始めた」と19日付WSJ紙が伝えた。WSJ紙は「トランプ氏は今秋にもプーチン大統領の訪米の準備を進めるよう関係閣僚に促した」と伝えた。ブルームバーグ紙は「アルコア他米企業決算が先行き業績悪化を予測した。19日、自動車及びその部品への関税上げをめぐり公聴会が開かれ、EU，カナダ、日本など関係国が揃って「トランプ関税のマイナスの影響が国内外に及ぶ」と反対した」と伝えた。
19日、NY市場では10業種中9業種の株価指数が低下、NYダウは134ドル安、25,064ドルで取引を終えた。NY外為市場ではドルが売られ、1ドル＝112.48円、1ユーロ＝130.93円で取引された。NY原油（WTI）はバレル69.46ドルへ反発、NY金はオンス1，224.00ドルで取引された。

20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCはアリゾナ州で大型の竜巻が発生多くの被害が出たと伝えたあと、トランプ大統領とプーチン大統領との会談のニュースに移りますと前置して「驚くべきことだが、トランプ大統領はプーチン大統領をアメリカに文書の形で招待していたことがわかった。さらにトランプ氏は12人のロシア人スパイ容疑者の裁判にアメリカの検察官が招待されたが「素晴らしいことだ」と話した。」と伝えた。20日朝放送の韓国KBSは「韓国セウオル号沈没事故の国の責任を350人の遺族代表が提訴していたが、19日、裁判所が国の責任を認め、遺族一人当たり日本円で2,000万円の賠償金を支払うよう命じた。」と伝えた。

20日朝放送の英BBCは「デイビースEU離脱担当官の後任のラーブ（Raab）氏は「EUからの離脱交渉は順調に進んでいる」と発言した。一方、バルニエール（Barnier）EU離脱担当官は「英国との離脱交渉に大きな進展はない。北アイルランドとアイルランドとの国境問題はその一つだ。全く変わっていない。」と語った。来年3月に英国のEU離脱は決まっている。EUとの合意なしに英国が離脱せざるを得ないことになる可能性が再び出てきた。」と伝えた。20日朝放送のスペインTVEは「カタルーニア州前首相のプチデモン氏にドイツ連邦裁判所は公金不正の罪のみとの判決を出した。ヨーロッパ全域に出されていた逮捕状は取り下げられた。ただし、スペイン政府はプチデモン氏の帰国を認めていない」と伝えた。

20日朝放送の英BBCはプラスチックゴミをより早く生分解できるとして溶剤D2Wが注目されているが細かく砕かれたゴミが分散され生じる危害には何の意味もないと批判の声が出ている」と伝えた。20日朝放送のドイツZDF、豪ABC,アルジャジーラは「イスラエル議会は「イスラエルはユダヤ人のみの国である」とした法案を賛成62反対55で可決した。イスラエル人口の1/5を占めるアラブ系は激しく抗議している。一方ネタニエフ首相は「今回の決定で、イスラエルはより住みやすい国になる」と語った。」と伝えた。（了）

熱中症は白目を見て「頭」から治します （7/22の臨床実践塾）

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写真①　ビフォー：ふらふらして歩くのも大変でした　

写真②　アフター：ふらつきは全くなくなりました　

気温が急上昇してきて、子どもたちも病院へ搬送されることが増えてきています。
テレビでは毎日「熱中症対策」の方法が放映されています。
熱中症は、気温上昇で体温が上がり、脳血管に炎症が起こっていると考えます。

脳血管に炎症が起こると、脳疲労が起こりますので、ふらつきが益々ひどくなり、めまいなども起こってきます。

たとえば、上の写真は、同じ方の写真ですが、写真①は、

「ふらふらして歩けない」と言っておりました。（実際には歩いていましたが・(^^;)）

それでちょっと（10分ほど）治療して、10分ほど休んでもらったら、元気を取り戻して、

「しっかり歩けます」と話しておりました。

この方の場合は鍼灸で治療したのですが、白目（スクレラ）を分析して、脳血管に熱があると判断したら、豆腐でうなじを冷やしても同じ結果を得ることができます。
豆腐でうなじを冷やすと、頚動脈が冷えて、その中を流れる血液が冷えて、冷えた血液が脳に行き、脳全体を冷やして、脳の炎症を治めることができるからです。

ただ、「ふらつき」の全てが脳血管の炎症ではありませんので、診断のできる人に診てもらう必要があります。
というのは、この時期は心臓がおかしくなる人も多く、原因が心臓からの場合は、それだけでは治まらないからです。

上の写真で見るように、「ふらつき」がある場合は、白目の血管が太くなり、血管の赤みも濃くなってきますが、ふらつきが治まると、血管は細くなり、赤みも薄くなってきます。
つまり、これが「脳血管からの反射」になるので、白目を見るだけで大まかな判断ができるわけです。

この暑さはまだまだ続きそうですので、今度の臨床実践塾で行なう 「目からの診断」 では、そのような「ふらつき」に対する分析や治療法も解説します。
一人でも熱中症の患者さんを減らすことに協力できれば、と考えております。

米経済堅調米高官発言受けてNYダウ続伸、一方、ワシントンポスト紙電子版は「トランプ氏はビズネスマンとしてはさておき、政治家の資質に関しては程遠い人物だと酷評した（学校で教えてくれない経済学）

米国経済堅調持続期待で、18日、NYダウは79ドル高、25,199ドルで取引を終えた。米NECクロド―委員長が「米国の2018年GDP見通しが4％増も可能だ」と発言した。一方、同氏は「習主席が米中貿易戦争を指導していると批判した」と19日朝放送のテレビ東京「モーニングサテライト」が伝えた。6月の米住宅着工件数が127万件と大幅減を市場は無視した。NY外為市場は1ドル＝112.84円、1ユーロ＝131.35円と小動き。NY原油（WTI）はバレル68.76ドル、NY金はオンス,1,227.90ドルといずれも小幅高で取引された。

19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAはタイ洞窟で救出されたコーチ1人、少年12名の救出後初めての公式記者会見の様子を放送持ち時間全てを使って紹介した。会見は自己紹介から始まり、救出の際、命を落としたタイ海軍ダイバーへの哀悼と救出に関わった全ての関係者に感謝の言葉が述べられた。最初にイギリス人ダイバーと会話を交わした少年は「人の声が聞こえた。ハローと声をかけられた。タイの人でなかったので驚いた。イギリスの人だった。ハローと答えた。何人いるかと聞かれた。13人と答えた。次に元気かと聞かれた。元気だと答えた。」とやり取りを紹介した。19日放送の英BBCもタイ洞窟救出公式記者会見の様子を紹介した。「最初に言葉を交わした少年の話の後、食べ物のことを聞かれた少年は「食べ物のことは考えないようにしていた。元ダイバーの方が亡くなられたことを悲しく思う」と答えた。タイ当局は予め質問の中身を確認、公式会見に慎重に準備したことを明らかにした。少年たちは、記者会見のあとそれぞれの家族が待つお祝いの席へ向かった。」と伝えた。

19日放送のドイツZDFは「欧州委員会は18日、グーグルが、スマートフォン向け基本ソフト「アンドロイド」と同社アプリの提供で、グーグル製以外のアプリを排除するよう取引を制限していた。EU競争法（独占禁止法）違反であるとして43億4，000万ユーロ（約5,700億円）の制裁金を科した。グーグルは制裁金支払いを不服として裁判で争うとの声明を出した。」と伝えた。ドイツZDFは「ワールドカップでのドイツチーム敗退の責任追及が水面下で進んでいるが正式な発表は今のところない。」と伝えた。

ドイツZDFは「トランプ大統領はプーチン大統領との記者会見での発言の一部を訂正「ロシア疑惑がないという証拠はないとダブル否定が正しい。言い間違えた」と自らの発言に謝罪した。アメリカではホワイトハウス、議会、メディアあらゆる場所でトランプ大統領の発言が厳しく非難されている。この程度の謝罪では収拾は難しい」と総括していた。トランプ大統領の発言訂正に関連して、18日付のNYタイムズ紙電子版は「トランプ氏はビズネスマンとしての行動はさておき、政治家として資質を備えているかといえば程遠い人物だ」と酷評した。18日付のワシントンポスト紙電子版は「トランプ大統領は19日、ロシアはもはやアメリカの目標ではない」と語った。米情報機関は全く異なる見解だ」と伝えた。19日朝放送の韓国KBSは「今年の経済見通し3.0％を2.9％へ下方修正した」と伝えた。（了）

パウエルＦＲＢ議長証言好感、ＮＹ市場、ナスダック新高値更新、ドイツＺＤＦ［ＥＵと日本、ＥＰＡ調印、保護貿易台頭の中で画期的成果」と高く評価（学校で教えてくれない経済学）

「米国経済は堅調持続、強い労働市場下、緩やかな利上げを継続する」とパウエルFRB議長は米上院で証言した。NYブレントオイルはバレル70ドルを維持した。これを受けて17日のNY株式市場ではナスダックが史上最高値を更新、NYダウは55ドル高、25,119ドルで取引を終えた」と17日付のブルームバーグ電子版は伝えた。NY外為市場ではドルが買われ1ドル＝112,84円、1ユーロ＝131.59円で取引された。NY原油（WTI）はバレル68.08ドルと前日比横ばいで取引を終えた。NY金は続落、オンス1，227.30ドルで取引を終えた。

18日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは朝5時13分からの予定の
放送時間のトップで「EUと日本との間でEPA(EUと日本との経済連携協定)にトゥスクEU大統領と日本の安倍首相が17日署名した。保護主義に対抗する画期的出来事である。人口6億人、世界のGDP30% 占める。EUは605億ユーロ(約7.9兆円)を輸出、689億ユーロ（約9兆円）を輸入している。EUは日本と5年間EPA交渉を続けていたが一向に進展しなかった。今回一挙に交渉が進展したのは米トランプ大統領のお陰である。安倍首相は「EUと日本との間でEPA協定が調印されました。我々は、国際貿易ルールに従い、保護主義に断固反対する」と述べた。トゥスクEU大統領は「我々は保護主義に日本と共に立ち向かう。」と述べた。それぞれの議会の承認を経て発効する。早晩承認されると見られる。」と伝えた。ドイツZDFは「EUにとってどんな成果があるのか。日本のカメラが安く買えます。現在10％関税のヨーロッパのバイクが7年後に関税ゼロになります。チーズ、肉、ワインの関税が下がります。ワインの関税は一挙にゼロになります。寿司は安くなりません。寿司のネタはノルウエーから入れているからです。」と解説していた。

18日朝放送の米ABCは「トランプ大統領はプーチン大統領との記者会見で「あなたはアメリカを信じるのか。ロシアを信じるのか。」との記者の質問に「ロシアが関与した証拠はない」と発言していた。米国内でトランプ大統領の発言に対して共和党有力議員はじめ多くの人々から厳しい批判が相次いでいた。17日、トランプ大統領は、用意されたメモを読みながら「ロシアが関与していないと信じる理由はない」と言うべきでした」と前日の発言を訂正した。」と伝えた。18日朝放送のロシアテレビは「米司法省は16日、ロシア人女性をスパイ容疑で逮捕した。プーチン大統領とトランプ大統領との会談のタイミングでなぜ逮捕したのか。政治的陰謀だ。」と伝えた。

18日朝放送の韓国KBSは「2016年女性13人が脱北した事件に韓国の国家情報員が関与していた疑惑が出てきた。統一省は否定している」と伝えた後、「キム北朝鮮委員長は中国国境近くの工場視察した工事の遅れを激しく叱責したと朝鮮日報が伝えた。体制引き締めを狙う一方、経済発展に力を入れていることを示す意図が見られる」と伝えた。18日朝放送のフランスＦ２は「モンマルトルの画家が描く風景画は観光客にも人気で150ユーロで売られている。29ユーロの絵もあるが、深圳で大量生産されている絵だ」と伝えた。（了）

筋膜リリース：子どもの治療や軽い症状への治療 （7/22の臨床実践塾）

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写真①　右の上肢を筋膜リリースで調整しているところ　

写真②　右足が少しだけ短くなっています　

写真③　右足がほんのちょっと右に倒れています　

先日来られた方ですが、問診されたカルテを見ると、「特に何もない」と書かれていました。
「？？？」と思い、

「どこも調子悪くないのですか？」と聞くと、

「はい。特別にはないのですが、体の歪みとか、内臓の異常とかがないかを診てほしいのです」と言う。

実に感心な患者さんです。（^_^;）

99％の方が、病気になったり、体に異常があったりしてから来るので、違和感さえ覚えそうです。
しかし、この方は前にも来たことがありますので、「何かの調査」などではありません。
そこで、とりあえず体の歪みや、潜んでいる内臓の異変などを調べるために、脈診、脊椎診、六臓診などをしました。

そして、六臓診では「肝」に異常がありました。
座位で肝臓部を軽く叩くと、肝臓部に痛みを感じていたのです。
そこで、
「ちょっとだけ肝臓に疲労があるみたいですね」と言い、足の長さや捻じれを調べてみました。

写真②を見るとわかるのですが、少しだけ、ほんとに少しだけ、右足が短いのです。
と言うことは、左の腸骨が前傾していることが考えられます。
なので、仰臥になってもらい、足先がどこに倒れるかを診ました。（写真③）
すると、すこ～しだけ、右足が右に倒れていました。

いずれの診断でも、特に大きな問題はなかったので、かる～～く、陰査穴に鍼をして経絡を調整し、かる～～くお腹を押さえて腹腔内を整えました。
それから再び足の倒れ具合や、足の長短を見て、ご本人の頭を持ち上げて、ご本人にも足の状態を見てもらいました。
その時点で、歪み（と言ってもほんとに少し）は殆ど取れていました。

さてしかし、これだけで治療を終わると、多分不満が残ると思ったので、全体を整えるために、スタッフに筋膜リリースをしてもらいました。
筋膜リリースは、筋膜の捻じれを取って、調整する方法で、当院では、多くが子どもさんへの治療法で使います。

筋膜リリースとは、
筋肉は薄い膜で包まれていて、体全体を筋膜が包んでいます。
その筋膜に「捻じれ」や「癒着」が出ると、いろいろな症状が出てきます。
そこで、この筋膜を正常に戻してあげるのが「筋膜リリース」になるわけです。

つまり、筋膜に「捻じれ」や「癒着」が起こると、筋肉の柔軟性を欠くことになるので、筋膜を正常な状態に戻して、筋肉の柔軟性を戻してあげ、「筋肉の引き攣れで起こる様々な症状を治そう」というのが筋膜リリースになるわけです。
筋膜リリースの治療を受けたことのある方はわかると思いますが、治療が済んだ後は、体の「よじれ」が取れ、気血の運行が良くなったのを感じるので、非常に気持ちいいものです。
ですから、「癒し系」の治療を好む方に人気があるようです。

今度の臨床実践塾で行なう 「目からの診断」（イリドロジーやスクレオロジー） との関連は、まだ試していませんが、おそらく「時間をかければ」（何度も治療すれば）、それなりの治療効果も得られるのではないかと考えています。
※ 表面からの治療なので、奥にある病因まで解決するのは難しいと考えています

母校、甲陽学院、伊丹北に6－1で快勝、高校野球兵庫大会2回戦突破（スケッチ、＆コメント）

母校、甲陽学院、伊丹北に6－1で快勝

江嵜企画代表・Ken

母校、甲陽学院が伊丹北との高校野球兵庫大会の試合が17日（火）午前10時から尼崎市記念公園、
バイコム野球場で開かれ楽しみに出かけた。自宅を9時3分ＪＲ神戸線住吉発の快速に乗車、尼崎
下車、普通に歩いて約20分で球場に着いた。

入り口で、入場料金、大人普通＠800円を高齢者は＠300円ということでまず感謝である。試合開始
まで20分ほどあった。出場選手はじめ野球部関係のご家族が入場者に、うちわやメガホンを配るなど
お世話されていた。

本日最大のお目当て、スケッチ描く場所の選定にかかる。この日も朝から30℃を超える猛暑だったが、
屋根のある風通しのいい場所に座ることが出来幸いだった。試合開始が迫るほどに人が増える。
その都度、ひとりまたひとりと描き込んでいくスタイルは甲子園でも電車の中でも変わらない。

試合は10時丁度に始まった。先行は伊丹北。いきなりヒットを打たれたが落ち着き払って
甲陽のエース、3年生の吉田篤選手は初回を0に抑えた。しかし、2回表、伊丹北は1点入れた。
追いかける立場に立った甲陽の応援席が気持ち静かになった。

ところが選手は不安のかけらもなかったようだ。遠目にも元気いっぱいに見えた。点を
取られた回にいきなり先頭打者、吉田選手がレフト前にヒットを飛ばした。当然バントと思った。
ところが、強打である。結果は、センターフライに終わったたが、数年前までの甲陽とは
一味違うなと正直感じた。甲陽は、試合を通して、ノーアウトで4回出塁した。ことごとく強打した。

勝利の貢献者は当然4番でエースの吉田篤選手である。しかし、選手一丸となった甲陽野球部の
積極的なスタイルは、２塁打含め13本のヒット数に正直に出ている。さらに特筆すべきは、
伊丹北が失策４に対して甲陽はエラーなし。堅守がエースを盛り立て、伊丹北に傾きかけた
流れをなんども引き戻した。

1点を先行された後、ランナーを残して、伊丹北の選手が痛烈な一二塁間のゴロを飛ばした。
二塁手浅田選手は好捕して追加点を食い止めた。浅田選手は甲陽が5回に入れた4点の
口火を切った。あと5連打である。

今年のチームの内10人が中学1年から高校3年まで中高一貫の良い面があらわれたのかもしれない。
6年間、同じ釜の飯を食って苦労を共にしてきた。気心が知れた仲間同士で普段通りの攻撃的野球を
この日の試合にも押し通したことが隠れた勝因かもしれない。

甲陽学院は、3回戦で、19日（木）12時30分試合開始、明石球場で優勝候補、神戸国際大付属高校と対戦することが決まっている。相手に不足なし。思い切って自分の相撲を取ってほしいと願っている。

余談ながら、本日の甲陽学院の対戦相手の伊丹北高校に、女子だが、孫が今年3月、入学した。孫にとっては
残念な敗戦となったが、まさか、孫と母校、甲陽学院のことで、高校野球を通じて話ができる不思議なご縁に
恵まれたことに感謝している次第である。（了）

ＮＹ原油急落も米金融株高が相場をリード、ＮＹダウ小幅高、トランプ・プーチン会談、「米露関係改善の第一歩」と共同記者会見で両首脳語る（学校で教えてくれない経済学）

米国が戦略備蓄原油を放出かと伝えられ週明け16日のNY原油（WTI）が急落、バレル68.06ドルへ3％急落して取引を終えた。エネルギー株安が相場の足を引っ張ったが利上げで収益力をつけた金融株高との綱引きのあとNYダウはほぼ横ばい44ドル高、25,064ドルで取引を終えた。3連休明けの17日朝5時45分からのテレビ東京の番組に出た堀古英司氏は「米金融企業の収益力は利上げと米景気の底堅さを受けて着実に力をつけている」と話した。同番組に出演したシュナイダー恵子氏は「米中貿易戦争は短期的と市場が見ていることが米株の底堅さを支えている」と話した。NY外為市場では1ドル＝112.28円、1ユーロ＝131.48円で取引された。ＮＹ金は小幅続落、オンス1，239.70ドルで取引を終えた。

17日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC,ドイツZDF,ロシアテレビは16日、ヘルシンキで開かれたトランプ、プーチン米露首脳会談を揃ってトップで報じた。英BBCは「共同記者会見の場でアメリカのメディアはトランプ米大統領の2016年米大統領選選挙戦でのロシア疑惑に絞って質問したが、トランプ大統領は「ロシアが介入した理由を見つけるのは困難だ。自分は一切関与していない。いずれにしろ前政権での出来事だ。」と答えた。プーチン大統領は「ロシアは一切関与していない。」と一貫して否定した。トランプ大統領は「二人が会う4時間前まで両国の関係は悪かった。今全く変わった。米露両国の関係改善の第一歩がはじまる。」と語った。プーチン大統領も両国首脳は今後もたびたび会談する機会をつくる。両国のさらなる協力関係を強めたい」と語った。」と伝えた。ロシアテレビは「米メディアのCNN記者はロシア疑惑に関して同じ質問を4度繰り返した。プーチン大統領は辛抱強くロシアは一切関与していないことを我慢強く応対した」と伝えた。

17日朝放送の中国CCTVは「北京を訪れたトゥスクEU大統領、ユンケル委員長は李克強首相と共同記者会見で「米国の一国主義、保護貿易主義に反対する。その一方、現状に合わなくなっている国際貿易ルール改善に共同作業部会を設けることで一致した」と語った。李首相は「中国は一国主義、保護貿易主義は誰も得にならない。EUと中国はお互いパートナーとして協力を深めていきたい。」と語った。」と伝えた。上海衛視は「中国の4～6月期GDPは6.7％と1～3月期の6.8％より低下した。しかし、上半期通してみれば年間6.7～6.8％と安定した伸びを維持した。今年下半期も安定した成長を維持することが出来る」と伝えた。華報道官は「自らのみを有利に図っても誰のプラスにもならない」とアメリカを非難した。」と伝えた。香港TVBは「李首相との会談の後、トゥスクＥＵ大統領は「貿易戦争は誰の得にもならない。」と語る一方中国の産業政策を非難した。アメリカの関税引き上げを受けて中国はヨーロッパに接近を図ろうとしているが、中国はドイツとフランスを完全に取り込めないでいる。」と伝えた。一方、韓国KBSは「文韓国大統領は、足元の財政事情を勘案して、自ら公約した2020年までに最低賃金を１万ウオン実現を取り下げざるを得なくなった。」と認めた。」と伝えた。フランスＦ２は「ワールドカップ優勝祝賀会がパリエリゼー宮殿前で開かれ「フランス国民は、久しぶりで一つになった」と語る市民の声を伝えた。（了）

芙蓉の花が咲きました（スケッチ＆コメント）

芙蓉の花が咲きました

江嵜企画代表・Ken

こちら神戸も長雨のあと連日35℃を超える猛暑が続く。
午前中は大丈夫だろうと3連休の真ん中の15日に、
例の更地に出かけたが大甘だった。30℃近い中での
スケッチとなった。

今回の目的は開花し始めた芙蓉である。あわただしく鉛筆
デッサンし、自宅に持ち帰り、本日、仕上げた。

芙蓉は朝は白。お昼過ぎにやや薄い紅色、夕方にはピンクに
染まるところから酔芙蓉の名がつけられた。お酒をいただいたあと
酔いが回る様子に似ているからだそうだ。

芙蓉の語源は、花の色が変化しやすいというところから英文名で
Mutableと、名付けられたと、ヤフーのブログに出ていた。

7月に入ると暦通り開花が始まる。芙蓉の花はむくげに似ており
1～2日で花を閉じる。無数のつぼみが順番に次から次へと開花する。
開花期間は７，８，９月と長い。

10月ごろに、「今年もありがとう」と言葉をかけたあと、
咲き終わりを見計らって、根元近くまでバッサリ切り落とす。
水はもちろん、肥やしもやらない。

特に厳しい夏の暑さをものともしない。「逞しい」の一語に尽きる。
芙蓉をスケッチすることで、いつも元気をもらっている。
「芙蓉さん、ありがとう！！」（了）

正座をすると、右の外果（腓骨）が痛い！ （7/22・臨床実践塾の準備）

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腸骨筋をほぐしているところです

腸骨筋の位置

治療後は楽に正座ができるようになりました

7月22日の臨床実践塾は、虹彩やスクレラ分析の解説と実技を行いますが、この臨床にように、診断が付きにくい場合は、虹彩やスクレラを分析すると治療がスムーズにいきます。
腸の変化は目に現れやすいからです。

この患者さんの場合は、「正座をしようとすると、右の腓骨が痛くてちゃんと座れない」と言っておりました。

このような場合は、脛腓関節（脛骨と腓骨の上部の関節）か、距腿関節（脛骨、腓骨、距骨からなる関節）の歪みが原因になっている場合が多いものです。
しかし、この方の場合は、脛腓関節や距腿関節を整えても、完全には治りませんでした。
ということは、他の筋肉や関節も関係しているわけです。

そこで、腸骨筋を探ってみますと、軽い痛みがありましたので、そこからの引き攣りが関係していると考えることができますので、スタッフに腸骨筋を手で解してもらいました。
そして座ってもらったら、
「あ、あ、痛くないです。座れます。え、ええ、偉丈夫です」と言ってくれました。

腸骨筋と大腰筋を合わせて「腸腰筋」と言うのですが、腸腰筋に異常が出る場合は、大腿内側にも異変が出ていますので、そこを整える鍼をして治療を終了しました。
経絡でいうと「腎経・肝経・大腸経」がメインになります。

今度の臨床実践塾では、参加者に希望者がいれば、その方の虹彩やスクレラを撮影して、具体的にどの部位に異変が出るのかを実技で解説していきます。
多分、腸骨に異変の出ている人もいます。
楽しみですね～～～！　（^_^;）