ハイテク株安が安値をリード、ＮＹダウ144ドル安、ＮＹ原油(WTI)、サウジアラビアタンカー襲撃のニュースでバレル70ドル台へ急騰（学校で教えてくれない経済学）

フエイスブック株安はじめ米ハイテク株安がリード、ナスダックが3営業日続落、つれてNYダウも下げ、144ドル安、25,306ドルで取引を終えた。債券が下落、米10年物国債利回りは上げたが、NY外為市場は、日銀政策決定会合、FOMC開催、米7月雇用統計待ちで小動き、1ドル＝111.01円、1ユーロ＝129.97円で取引された。NY原油はサウジアラビアのタンカーが何者かに襲撃されたと伝えられ供給リスクから上昇、バレル70.13ドルで取引を終えた。ＮＹ金は3営業日続落、オンス1，231.50ドルで取引を終えた。

31日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは米西海岸、カリフォルニアで山火事が発生、消防士4名死亡、100数十の家が消失したと伝えた。米国関係のニュースでは30日付のワシントンポスト紙電子版がトランプ大統領はここ数日お互い罵り合っていた相手、イランロウハニ大統領と「無条件、いつでも会う用意がある」と発言した」と伝えた。

31日朝放送のドイツZDFは「ドイツの農家に干ばつの出異郷で10億ユーロ以上の賠償を国に要求している。政府は今のところ支払う要諦はない。緑の党は何らの補償が必要になるとの声明を出した。独気象予報機関はこのままの状態が継続すれば世界の平均気温が2.4℃以上上昇するとの予報を出した。特に大麦への被害が大きい。」と伝えた。

31日放送の英ＢＢＣ，ドイツＺＤＦ、フランスF2、スペインＴＶＥは「人口1,400万の人のジンバブエにムガベ大統領不在の選挙が30日、初めて行われた。」と伝えた。20年取材を続けた英ＢＢＣの記者は「自由で公正な選挙を初めて見た」と伝えた。カタール、アルジャジーラは「イエーメンで800万人が飢餓状態に放置されている。劣悪なインフレが同時に襲っている。住民に対する早急な救済が求められると国連人権弁務官は語った。反政府軍の拠点は破壊され、多くの住民は被害に巻き込まれている。」と伝えた。

31日放送の香港ＴＶＢは「中国を訪問した英ハント外相は王毅外相と会談「ＥＵ離脱後の中国との貿易拡大ととともに香港の独立を強調した。これに対して、王毅外相は、外相就任後初めての国として英国は中国を選んだ。大いに評価する」と語ったあと「香港の政治は中国が決める」と断言した。王毅外相は「米中貿易戦争に中国の責任は一切ない。米国の貿易赤字は貯蓄を減らした米国民が中国の製品を買った結果に過ぎない。」と語った。中国はア米国のみならず世界の全ての国々にと扉を開いている。一国主義、保護貿易主義に中国は断固反対する。」と語った」と伝えた。

31日朝放送の韓国KBSは「ラオスにおけるダム決壊は年間最大1,000ミリの雨を想定していなかった。建設関係者の過失の恐れが出てきた」と伝えたあと「中国の楊副首相が密かに韓国を訪問、北朝鮮との朝鮮戦争休戦宣言をめぐって打ち合わせしていたことが明るみに出た。米国は中国が裏で動くことを警戒していたためとみられる。」と伝えた。（了）