名古屋大学の研究グループによると、早食いそのものが太る原因らしい。これまでは、満腹と感じる前に食べ過ぎてしまうため、カロリーオーバーとなるということであったが、食べる量が同じと仮定しても、やはり早食いの方が肥満になるという。
研究グループでも理由は「よくわからない」そうだが、おそらくこういうことだろうと思う。
…その昔、人類の祖先がまだ野生だった頃、食事を急いで済ませなければならないのは、食糧にありつけるかどうか、あるいは食事中襲われないか、その保証がなかったためと考えられる。つまり、次に食糧にありつける可能性が低いため、早食いの動物は、自然とカロリーを貯め込むようになった。逆に、ゆっくり食べることができるというのは、食糧に不自由していないということ。そのため、無理してカロリーを体に貯め込む必要はない…。
こう考えれば、説明がつく。その原因となるホルモンとか酵素とか、いずれ解明されるであろうが、それがわかったところで、真の理由とはなり得ない。
そういえば自分だって、先日言ったことを気にしたり、明日の会議のことを考えたりして、ゆっくり食べるということは少ない。幸いまだ〈肥満〉とまでは行っていないので、ゆっくり食べることとするか。12日の『世界一受けたい授業』でも、ひと口30回噛むと免疫力が高まる、という話もあったことだし。
ついでに言うと、〈今現在〉に集中するというのは大事なことのようだ。だいたい人は、過去を後悔したり、未来を心配したりするものだ。よく言われるように、何かができるのは、〈今現在〉しかないのに。
も一つついでに言うと、このお盆休みで、気分的にだいぶ余裕が出来た。普段できなかったことが片付いたし、時間を忘れて海や川で遊ぶこともできたし。やはり休暇は必要だよねー。