クリスマスイブ。家族や恋人同士で、あるいは友達同士で何か予定立ててる人もいることだろう。
しかし、僕も若い頃あったのだが、一人ぼっちで特に予定もない、という人も多いに違いない。街に『ジングルベル』や『ラスト・クリスマス』が鳴り響いているのに、何か取り残されたような気分・・・。
でもそれはそれで、悪いことではない。一人の寂しさを知らない人は、おそらく人の寂しさもわからないに違いない。また、寂しいからって無理して誰かと何かをやろうとすると、余計つまらなかったり、不愉快な思いをしたりするってこともよくある話。
一人の時は、一人の時間を楽しむのがいい。孤独なときは、孤独を味わうがいい。侘しいときも然り。そうして人は、大きくなっていく。そういう経験がないと、いわゆる深みのない人間にしかなれないだろうと思う。それは、年齢とは関係ないような気もする。
本題に入ろう。恋をしようよ、という話。
たとえ一人ぼっちだとしても、恋はしていたい。それは隣りのクラスの子でも、職場の子でも、芸能人でもスポーツ選手でもいい。誰かに憧れているということは、その人にふさわしくなるよう、自分を高めることにつながる。体を鍛えたり、スタイルを良くしたり、勉強に励んだり、と。そういう努力のためのエネルギーに、恋はなってくれる。
かなわなくたっていい。だいたい、世の中かなわない恋の方が圧倒的に多いに違いない。それは、有名人だってアイドルだって同じこと。
みっともなくたっていい。年取って、そういうミットモナイ恋の思い出のない方が、よっぽど寂しい。
それから、年取ると体の方がナえてしまうのは仕方ないにしても、気持の方はナえてはいけない。「あ、いいなあ」と思えるような人を常に持つことだ。僕も恥ずかしながら、素敵だと思っている会社の女の子、アイドル、女優、歌手がいる。だからガンバれる。
脳科学者の茂木健一郎氏が言っていたが、脳を活性化させるには3つのコツがあるそうだ。何かに没頭すること、プチダイエット(空腹の時間を持つこと)、そしてもう一つが恋をすること、だそうだ。
恋をすると、自分を磨こうと頭を使う。これがいいそうだ。恋をしない人間というのは、つまらない。憧れの人を持つというのは、いいものだ。若かろうが年取ろうが、関係ない。相手が芸能人であれ、恋をするというのは、いいものだ。おそらく、気分的に若々しさを保ってくれるのだとも思う。「恋なんてどうでもいいや」っていう投げやりな気持ちに陥ってしまうと、自分をもっと良くしようなんて気にならなくなる。それじゃあ進歩がない。覇気がない。モテようがない。
話は飛ぶけれども、モテる男ってのは、仕事なら仕事、勉強なら勉強、スポーツならスポーツに打ち込んでいる奴だ。女の方なんか見ていない。女の方見ている奴は、モテっこない。
ところできょうの表題、2002年に解散してしまった〈リンドバーグ〉の代表曲のタイトルから拝借してきたもの。
若い人たち、いや、年取った人たちも、恋をしようよ!
Happy Christmas !