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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

比較の問題④(内閣支持率ほか)

2009-06-21 08:58:41 | 時事
 
 内閣の支持率がまた下がって、19%だそうだ。衆議院の解散総選挙も、近いと言われている。どの政党の味方でもないけれど、きょうはその話題を。

 この調子だと民主党が政権獲りそうだが、自公以上のことができるかどうかは、やらせてみないとわからない。外野で勝手なこと言っているうちはいいけれど、いざ与党となると、党内の調整やら国民からの手厳しい意見、それに諸外国からの注文など、難しい対応を迫られるはず。
 その上で自公以上のことができなければ、支持率はやはり10%台になるのかもしれない。「何だ、自公の方が良かったじゃないか」となる場合もあろうが、その時はまた戻せばいいだけの話。

 特に官僚からの反発は、非常にツラいところだろう。政権が変われば官僚がそっくり入れ替わるアメリカと違い、やりづらいことは確か。官僚なんか、「政権の座にポッポッポと就いた政治家に何がわかる!」なんて思っているのかもしれない。
 鳩山さんだって、総理大臣になれば、ニヤけてなんていられなくなるはず(麻生さんとの違いは、顔に険しさがあるかどうかってこと)。
 まあそれはそれで、政権のツラさを身を以って体感するという意味で、いいことには違いない。一度失敗しても、それは党としての財産にはなるはず。(オーストラリアに負けたサッカー日本代表みたいに。岡田監督も、12年前とは面構えが変わってきた)

 アメリカでの支持率は今でも50%以上あると思うが、オバマ大統領がイスラムやら北朝鮮やらの対応で大失敗でもしでかして、それがたとえばひと桁にでもなれば、「何だ、日本の方がマシじゃないか」ってことにはなる。あくまでも比較の問題なのだ。

 さて、総選挙にも影響を与えうる静岡県知事選挙だが、僕も1票を投じることになる。誰に入れるかは別として、おそらく、4人のうち最も知名度の高い海野氏(無所属)が勝つのではないかと思っているところ。(あ、ひょっとしてこれは公選法違反か)
 まあよくよく考えて、投票させてもらうとしよう。

 〔グラフはasahi.comより〕

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