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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

最近の言葉から(2)

2011-03-06 09:31:54 | こころ
 
 子供の大学受験に業務上のトラブル、そして重要な仕事の日程ダブりと、少々お疲れ気味である。(こういう時こそ旅にでも出ればいいのだが、なかなかそうも行かなくて)
 こういう時はまた、ツボにハマった言葉というのが心に染みるものだ。

 内村鑑三「人が死後に遺すことのできる最大の財産は、実はお金や事業などではない。最大の財産とは、その人自身が自分の人生を真摯に行き切ることである。真摯に生き切られたその人の人生それ自体が、人類にとっての最大遺物である」
 英国の作家・チェスタートン「たった一人の女、たった一人の友、そしてたった一つの思い出と一冊の書物、これらを手に入れるだけでも、懸命に生きなければ手にすることができない」
 さらには、東レ経営研究所・佐々木常夫さんのこういう言葉も。「運命を引き受けなさい。それが、生きるということです」(『働く君に贈る25の言葉』より)
 だから上記の苦労は、僕が僕の人生として引き受けるしかないのかなあ、と思っているところ。

 ついでながら、大河ドラマ『江』の中で、大地康雄扮する柴田勝家が言ったこの言葉も良かった。
「上に立つ者は常に下の者に心を配っておかねばならんのじゃ。皆に支えられておること、断じて忘れてはならぬ」

 ところで、その後次男坊は私立ながらそこそこいい大学に合格してくれた。(「俺の息子だ、頭悪いハズがない」とは思っていたが)
 本人としても親としても受けた中では一番行きたい/行かせたい所だし、またスネ齧られてしまうが、国立の合格発表を待たずその私立に決めたところ。
 失礼ながら何とも知れん大学しか合格しなかった場合、あるいはどこも不合格だった場合のことを考えると気が気じゃなかったのだが、また一人片付きそうで、やれやれである。
 

コメント
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