あの日以来、理由というのを考え続けている。
答えは...おそらくない。地球は、歪みを正しただけ。意味付けするのは、それぞれの人間。
あるとすれば、チマチマしたことでツノ突き合わせている日本人ひいては世界中の人間に対し、そんなこと止めるべし、ということか。にしては、大きすぎる〈しっぺ〉なのだが。
世界中から支援の手が差し伸べられているし、応援メッセージもたくさん。こんな時はお互い様とはいえ、ありがたいこと。被災していない身ながら、泣けてくる。
日常の風景が一変してしまうというのは、そうそうあるもんじゃない。一生に一度、あるいは1000年に一度あるかないか。とはいえ普段通る道やら店やら、今在るうちにしっかり見ておこうと思う次第。
被災された方々はもちろん、受験日程変更やら就職先内定取消しやら、人生変わってしまった人も多いに違いない。それはそれで、キツいけれども受け入れるしかない。
ともあれ「3・11」というのは、僕らにとって「1・17」「9・11」とともに、忘れられない日となってしまった。
節電や義捐金以外、何か出来ることはないのか…と考え込む日々。