大方の人は夏休みも終わって、またいつもの仕事に戻ったことと思います。子供と同様、なかなか調子出ない人も中にはいることでしょう。そこで今日は、僕が手帳に書いている言葉を紹介しておきます。
Accountability(アカウンタビリティー;説明責任)
他者に何かをやらせようとする時、あるいは何か迷惑を掛けそうな/掛けてしまった時には、その相手に対して丁寧に説明をしなければならない。
先生から生徒、上司から部下、そして政治家から市民に。
Noblesse oblige(ノブレス・オブリージェ;高貴な者の責務)
社会的にいわゆる上位にいる人間は、そういう身分でいられる分、所属する社会のために特別な務めを果たさないといけない。何かと世話役を引き受けたり寄附をしたり、気前よくお金を使ったり。それは職場や地域など、狭い範囲の中でも同じこと。
もちろん自分が高貴だというわけではないし、そうでない人たちを見下すつもりもない。
Serendipity(セレンディピティー;思わぬ発見)
ニュートンのリンゴにしろフレミングの青カビにしろ、偶然による発見というのは偉人でなくとも起こりうるもの。商売になるかどうかはともかく、それをうまく捕まえられられるか。
そのためには、頭をフリーにしておく必要がある。生活や教育や介護や病気のことで心配事が多いと、それどころではない。
Employability(エンプロイアビリティー:自分のウリ)
世の中のほとんどの人は誰かに雇われており、雇ってもらえなければ、食いっぱぐれることになる。そうならないために、雇ってもらうための能力、つまり「自分のウリ」を磨いておかないといけない。
資格/性格/品格/愛嬌/度胸、あるいは実行力/指導力/語学力/思考力/創造力/検索力/専門知識、何でもいい、これだけは他の人には負けないというものがあれば、若かろうが年取っていようが誰かが使ってくれるだろうと思う。
Career anchor(キャリア・アンカー;譲れない価値観)
とは言え、いつでも誰にでもぺこぺこしてていい訳はない。自分なりの価値観、譲れない一線を持っておくことは大事。
…以上、参考になりますれば。