4試合を残してぶっちぎりで川崎フロンターレ優勝。対して我が地元の清水エスパルスは3年連続で監督途中交代(3連覇!なんて冗談言ってる場合じゃない)。
なぜか。勝手な思い込みもあるかもしれないが、ちょっと列記してみる。(お気を悪くされた方ごめんなさい)
・サポーター
日本平に試合見に行くと、選手に向かって「〇〇ちゃんガンバってー」なんて言っているおばさんがいる。選手が子供の頃から近くで見ていたからだろうし、わからないでもない。しかしヤジ飛ばすまでは行かなくても「シュートふかすんじゃねえよ、バカヤロー」とか「体寄せとけ、ボケー」とかいう思いは持っていた方がいい。強いチーム(鹿島や横浜)にはそういう強烈なサポーターがいるに違いない。「〇〇ちゃんガンバってー」じゃあ、甘っちょろいプレーしかできないだろうと思う。
・ローカルテレビ
例えば0-2でリードされてるハーフタイムで、アナウンサーが「さあ後半、反撃のノロシを上げる時だ!」なんて言っている(さらに追加点を決められ完敗となることが多い)。ここでも甘やかしているんじゃないか。
・選手
〈サッカーどころ静岡〉あるいは〈オリジナル10〉ということで「自分たちは当然強いんだ」なんて変な過信を持ってはいないか。練習して研究を重ねないと強くはなれない、当たり前だけど。
それから、選手たちの勝手な不満/わがままが通り過ぎているんじゃないか(ひょっとしたら監督には初期のトニー・レオンのような人が合っているのかも)。これはクラブの〈体質〉とでも言ったもので、例えば名古屋の吉田選手や鹿島の白崎選手など他のクラブに移籍した選手に聞くといいかもしれない。
・そして僕
シーズン前に大型補強をし「優勝候補」として取り上げられると、根拠もなく信じて期待してしまう。冷静に見なきゃなあ、と。
2015年、J2降格が決まった時、選手やクラブは「二度とこんな思いはしたくない」と思ったはず。今季の結果どうなるかわからないし、降格免れて嬉し泣きなんてアホ臭いが、今、残留争いをしている時点で「負け」と言わざるを得ない。
厳しいこと言うようだが、このままではJ1制覇なんて、夢のまた夢…。