ここのところ、このブログを更新するたびアクセスが80程度あって、ランキングでおおよそ2万位くらいに入るようになった。ロングテールのカーブが下がった箇所あたりだとは思うが、goo全体で今190万くらいのブログがあるんで、上位1%前後ということにはなる。
本屋で立ち読みしていると、最近「全体の5%以内を目指せ」というのをよく見る。200人いればその上位10人以内に入ろう、というもの。(最近読んだ本『一流の男 一流の風格』『一流役員が実践している 仕事の哲学』にも似たような話があって、いいこと学ばせてもらったと感じている)
何かしてあげても、お礼を言ってくれるのは20人に1人いるかいないか。業務の進捗について、きちんと報告できるのも20人に1人いるかいないか、メールの件名だけで優先的に開いてあげたくなるのは20件に1件あるかないか……こう考えていくと、その20人なら20人に1人の中に入らないといけないだろう、という話。
確かに、会社でも「ありがとうございます」と言ってもらえることは稀だし、メールの件名も長すぎたり短すぎたりがほとんど。的確な件名はあまり見ない。読んでもらいたい/返事もらいたいのであれば、そこは工夫すべき。
だから、そこをうまくやれば、他の社員との差別化を図れるというもの。上司からは引き上げてもらえるし、部下からは押し上げてもらえる、はず。
余談ながら、組織で上に行けば行くほど、下から押し上げてもらえるかどうかってのが重要になってくる。上にはへつらい、下には威張る奴ってのは、上からも下からもやはり軽んじられてしまうもの。
ナマナマしい話になってしまうが、今はネットで〈年収チェッカー〉なるものがあるようで、それに掛ければ同年代の中で自分の年収がどの程度なのかが分かるらしい(以前やってみたら偏差値70とか出て「本当かいな」と思ったものだ)。
ただ、「お金もうけてどうするの」というのはある。慈善団体に寄付したり、被災地でお土産たくさん買ってお金落としてくるのであれば、いいやり方、生きたお金の使い方であるに違いない。
もちろんお金がすべてではない。お金たくさんあっても、仕事がものすごく忙しかったり不安な毎日だったり家庭内がうまく行ってなければ、それはそれで悲しい状況。おそらくは、心の平安が一番だと思う。
それをひと言で〈幸福度〉と言うのなら、これもまた5%以内を目指したいところ。そういえば先日、会社のストレス診断の質問表に回答していたら「仕事に満足ですか」「家庭に満足ですか」というのが最後にあった。いずれも一番上の「満足」に印できたので、5%内には入っているんじゃないかと思う。
…サッカー日本代表も、よくぞ決めてくれた。FIFAランキングは209位まであるそうだから、W杯でベスト8に入れば「5%以内」ってことになる。サムライたちも是非。