天気も良かったので、先週日曜ふらりと出掛けた。今回は静岡市西部の港町・用宗へ。
蝉しぐれの下、用宗駅の周辺を歩く。特に何もない所ながら、それがとても新鮮だった。寂びれた商店や町工場、そして前々から気になっていた社へ(津島神社という名称だった)。
ぐるっと回って海へ。波の音を聞きながらおにぎり食べたあと、準備していた海パンに着替えて海水浴を。波も大きくなく、プールみたいな感覚で30分ほど気持ちよく泳いだ。
用宗港のあとは安倍川河口の方へ。しゃれた感じの広野海岸公園を通って海沿いを歩く。河口付近の畑が延々と広くて抜けられず『砂の女』を思ったけど、それもひとり歩きのいいところ。ようようたどり着いた安倍川駅から電車で帰ってきた。
たくさん歩いて汗かいて、ビールのうまいこと。途中買ってきた用宗名産「冷凍しらす」がほどよく解凍されていて、日本酒と一緒に味わった。うまいんだな、これが。
見ず知らずの場所を歩くのは実に気持ちがいい。知った人にも逢わないから、気分も楽々。またヒマ見つけて行こうっと。