(手前みそですが…)
家の中を整理していたら、30年ほど前にアメリカ出張した時の資料が出てきた。
社団法人主催の研修旅行に行かせてもらったもので、ニューヨークの案内やブロードウェイで見た『美女と野獣』のパンフレット、併せて訪問したプエルトリコの地図…。
以来、アメリカには別々の用事で都合3回行くことになった。それからドイツや中国の取引先には5,6回訪問し、現地の人とすっかり仲良くなってしまった。他に、イギリスやチェコ、インドも。(プライベートではオーストラリアやグアム、韓国へも)
いずれも仕事だから、ややこしいことはもちろんあって、行くのに尻込みする人ばかりだったが、他にいないのであればと、ホイホイと飛行機乗ったもの。頼まれた仕事は基本的に断わらないことにしていたし。
そんなこんなで計16回も海外出張したことになるが、珍しい体験や、おいしい料理にお酒を味わうこともできた。
地方の製薬工場勤務にしては、貴重な経験をさせてもらったなあ、とつくづく。(今では夢みたい)
社会に出る前、会社に入る前は、一体どうなることかと思っていたが、何とか無事乗り切ったってところ。会社がツブれるなんてことなかったし、そこそこの地位に就かせてもらって、そこそこの給料。出向そして単身赴任も、いい思い出。この世の務めを果たしたって感じ。
たっくさんのEメールを見る必要がなくなったし、また仕事のことで責任を問われることは(おそらく)もうない。それが一番。