思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

自然=女性原理への転換

2009-12-19 | 恋知(哲学)

「歩く」「自転車」に代表されるように、人力エネルギーでそれを楽しみつつ、というのがスロー生活ですが、早い!便利!に慣れていると、なかなか実行が大変。でも、非能率・非効率と思われていることの中に「よさ」を再発見するのは楽しいです。自分の身体をうまく使うことは、なによりの悦びですから。

「目標一直線」!!といってもその目標、達成したらどうなるの~?ということが多いように思えます。「男性原理」でずんずん突き進み、最後は地球環悪化でおしまい!では、笑えない笑い話。

波のように何度も繰り返し、発展といえども、らせん状に円弧を描く、そんな自然原理=女性原理が大事、と思いますが、近頃の女性は、女性でも男性原理で生きる人も多いようです。

自然=女性原理の土台の上に立って、男性性、女性性のよさ=エロースを花咲かせる。そのように文明転換をはかることが、人間が内的充実の生を営む条件ですし、地球環境との調和を生む条件でもある、わたしは、そう思ってきましたが、なんでも勝ち負けの「競争主義」(=女も男も「男性原理」に支配される)は根深いようです。


武田康弘
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コメント

Unknown (青木里佳)
2009-12-22 19:45:56

正直に申しますと今の職場がそれを象徴しているかのようです。
他のお店に負けない、不況でも売り上げを伸ばしてトップへと立とうと努力する毎日です。
私は冷静に一歩引いてその状況を見てはつくづく、「競争社会・男性原理」の塊だなぁと思いながら仕事をしつつ、同時に居心地の悪さも感じています。
売り上げが会社・組織への貢献と自分への給与や評価へとつながる仕組みはよくわかりますし、生活していくうえでやらないといけないのもわかります。
ですが「売り上げを!!」「トップへ!!」とガツガツした姿と余裕の無さを見るとゲンナリしてしまいます。
競争主義である男性原理から女性原理へと変えていくにはどうしたらいいのか?と考える日々です。
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従業員&顧客のための経営にシフト! (武田康弘=タケセン)
2009-12-23 19:49:26

青木りかさん
コメントありがとう。
お返事を今日(23日)のブログしましたので、見て下さい。




コメント (2)
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