思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

検察の正義を担保する仕組みがない。恣意的な権力行使は、独裁国家と同じ。

2010-09-14 | 社会批評
もう忘れてしまうほどの「冤罪」の数々。
ずさんな検察庁の実態を目の当たりにすると、誰でもが言葉を失うでしょう。
今回も、革新的な官僚の一人であり、官僚らしくない異色の(=正直な)国会答弁で知られた村木さんを、検察官の思惑により「ストーリー」をつくり犯人とする。こんなことが許されるならば、とても法治国家とは言えません。しかも、恣意的でお粗末な捜査を実行し、無実の人を犯人に仕立て上げた検察官には何の処分もない。処分する第三者機関がないのですから、ひどい話です。これほどの不公正=【検察主義】がまかり通るのでは、わが国は、とても民主主義国とは言えません。
人事さえ自分たちの思いのままーキャリアシステムのおぞましさ。抜本的な改革が必要なのは火を見るよりも明らかです。

武田康弘


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すかぶら
2010年09月14日 12:33

検察官適正審査会と言うのがありますが、 機能してません。
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タケセン
2010年09月14日 13:28

これもまた日本的詐術の典型で、機能しないように作られていますね。

ついでに言えば、村木厚子さんは、障害者の問題に積極的に取り組み、大変優秀な官僚のようですが、地方大学(高知大学)出身なのです。東大法学部卒ならば、このような逮捕はあり得なかったのです。
おぞましき「キャリアシステム」(国家公務員の暗黙の人事制度)の改革なくして、日本の改革はあり得ません。
コメント
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