酷い労働条件で有名なワタミでは、従業員を過労死に追い込む働かせ方をし、判決も出ていますが、この会社の創業者であり社長である渡邉美樹は、昨日も夜の経済ニュース特番に出ていました。
トクトクとした表情からは、何の反省もなく、「人件費はいくらかな?」などと偉そうに喋っていましたが、人を死に至らしめた会社の社長が、なぜ、テレビに堂々と出れるのか?
わたしたちの国に「倫理」はないのでしょうか?
金儲けが得意なら何でもあり、なんでも認められ、何でも許されるなら、人心は荒廃し、社会は元から朽ちていくでしょう。口先で綺麗なことをいい、実際にはあくどいことを続けてきた経営者が評価されるようでは、終わりです。
マスコミ関係者(この場合は、テレビ東京のワールドビジネスサテライト)の罪は、極めて重いと思います。猛省を促します。
武田康弘