思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

人を死に至らしめた会社(ワタミ)の社長が、なぜ堂々とテレビに出演できるのか?

2012-08-14 | 社会批評

酷い労働条件で有名なワタミでは、従業員を過労死に追い込む働かせ方をし、判決も出ていますが、この会社の創業者であり社長である渡邉美樹は、昨日も夜の経済ニュース特番に出ていました。

トクトクとした表情からは、何の反省もなく、「人件費はいくらかな?」などと偉そうに喋っていましたが、人を死に至らしめた会社の社長が、なぜ、テレビに堂々と出れるのか?

わたしたちの国に「倫理」はないのでしょうか?

金儲けが得意なら何でもあり、なんでも認められ、何でも許されるなら、人心は荒廃し、社会は元から朽ちていくでしょう。口先で綺麗なことをいい、実際にはあくどいことを続けてきた経営者が評価されるようでは、終わりです。

マスコミ関係者(この場合は、テレビ東京のワールドビジネスサテライト)の罪は、極めて重いと思います。猛省を促します。


武田康弘

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする