思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

武器輸出を押し進める安倍政権が、「世界平和に貢献」と言う!?なんのことか。

2015-01-06 | 社会批評

安倍首相は、元旦の「東京新聞」トップ記事にあるように、途上国へも積極的に武器輸出をする方針ですが、その首相が、所信表明で、世界平和に積極的に貢献していくと言います。

子どもでも分かるひどく矛盾した話ですが、それを堂々と行うことができるのは、首相の観念に巣食うなにかの「妄想」ではないかと思われます。その点、首相自身はどのように考えているのか?

日本国民と日本企業を、「死の商売人」にすることは、許されないはずです。平和主義に立つ日本国家と武器輸出は、二律背反というほかありません。

安倍首相は、国民と世界の人々に明瞭に説明する義務があります。きちんと答えなくてはいけません。

 

武田康弘(元「参議院行政監視委員会調査室」客員調査員ー哲学講師)

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