昨晩19時のNHKニュースで「日銀」の景気に関するアンケート結果を伝えていましたが、景気が悪くなったと感じる人と、よくなったと感じる人の差が47、2パーセントという数字だけを言い、悪くなったと感じる人とよくなったと感じる人の数字は無し。
なんだか分からない言い方で、見ていた人の多くは意味不明だったと思います。
悪くなったと感じる人をXパーセント、よくなったと感じる人をYパーセントとすると、簡単な連立方程式で、X−Y=47.2 X+Y=100 で、悪くなったと感じる人が147.2÷2=73、6パーセントで、よくなったと感じる人は、わずか26.4パーセントしかいないとなります。
もとの数字が一切言われませんでしたので、もしも、どちらでもないと答えた人が20パーセントいるとすれば、 X−Y=47.2 X+Y=80 となりますから、悪くなったと感じる人は、127.2÷2=63.6 で、よくなったと感じる人は、16.4パーセントとなります。
驚くような景気悪化の実感という結果ですが、
目くらましのようなアンケート結果発表で、日銀の不公正な姿勢が明白です。わずかな仕事で年収三千数百万の黒田総裁、他の役員も三千万近くを貰い悠遊天国で暮らす彼らの仕事がこれです。誰も実感できない数字の発表しかしない!(呆・憤)。
武田康弘