思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

岡田氏の代表質問は、聴きごたえ十分。安倍首相の珍答弁まで引き出した岡田氏の圧勝と言えます。

2015-02-16 | 社会批評

今日の民主党岡田党首の代表質問は、内容が充実し、気力も十分で、聴きごたえがありました。

岡田代表の、「集団的自衛権」への踏み込んだ批判、海外派兵の具体的事例あげるべし、との質問は、安倍首相の「ホルムズ海峡の有事に出す」という返答を引き出し、
また、経済格差拡大の追求に対しては、「格差はひろがっていない」という首相の珍答弁を引き出すという成果もあげました。

総じて、戦後の「立憲民主主義」の遺産を継ぐ岡田代表の質問は、明晰で充実した内容でした。民主党として政権を担当した経験が、観念的批判とは異なる内容豊かな批判となり、
安倍首相は、岡田氏の踏み込んだ質問の大部分には答えられず、官僚の作文を読み上げるだけ、上滑りな美辞麗句の羅列という事態となり、岡田氏圧勝の代表質問となりました。

なお、安倍首相は、岡田氏の質問の間ずっと原稿読み上げの練習を口パクでしていて、滑稽。読み方・言い方の稽古に精を出すのは、学生時代でしょ(笑・呆れ)。

実力を上げた岡田氏の今後におおいに期待がもてそうです。委員会や党首討論が楽しみです。


武田康弘

 

コメント (1)
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