思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

アテフ・ハリムの「ブラームス・ヴァイオリンソナタ」ー聴いたことのない豊かな愛に感動!

2015-04-19 | 芸術

アテフ・ハリム(ヴァイオリン)& パスカル・ジロー(ピアノ)
ブラームス・ヴァイオリンソナタ全集」(2004年8月フランス、スタジオ録音)

 
(クリックで拡大)

事前勉強や知識は必要なし、

楽譜も何もいらない、翻訳なしに、ダイレクトに心に響き溢れます。

愛に満ちた豊かな音が部屋を満たします。

従来のクラシックとは違うのです。でも、ポピュラー音楽ではないし、もちろん、ジャズでもロックでもないのですが、ジャンルを超えた音楽!ジャンルを超えたブラームス?なんと言うのか、情熱や愛が、そのまま音・音楽になっているという感じで驚きです。

 
「こんなヴァイオリンの音、聴いたことない!どうしてこういう音がするの?素晴らしいわ。」「早く、コンサートに行きたい!」
とは、かみさんの弁。

 
わたしが聴いてきた名演奏、クレーメルとアファナシエフ(87年)や、デュメイとピリス(92年)のブラームスもそれぞれに素晴らしいのですが、ブラームスのソナタを繰り返し聴きたくなり、二日で三度も聴いたという経験は始めてのこと。ほんとうに温かい、熱いというほどに温かい。上質さと親しみが同居している。

音楽への愛、
ヴァイオリンへの愛、
ブラームスへの愛、
なによりも人間への愛・命への愛に満ちている。
なんという幸せな音楽なのだろうか!

 
6月28日(日)、東京文化会館小ホールでの演奏会、わたしも待ち遠しい~~~~
まだチケットはあるようですので、皆さまもぜひどうぞ。全席4500円です。



武田康弘

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白樺教育館 の大学クラス で 『ソクラテス以前以後』(コーンフォード著 岩波文庫)を始めました。

2015-04-19 | 教育

白樺教育館のソクラテス教室「大学クラス」(高校1年生~社会人)では、

サルトル哲学序説=実存的精神分析・実存的倫理(共に浄化的反省を方法とする)を終え、

今日から、古典的名著=戦前のイギリス、ケンブリッジ大学での講義をまとめた『ソクラテス以前以後』(岩波文庫・コーンフォード著1995年刊)をはじめました。

わたしが音読しながら、解説し、不足を補い、欧州人ゆえの歪みを直しながらの学習です。参加されたい方は、ご遠慮なくお申し出ください。

ただし、授業の内容は、多岐にわたり、雑談や音楽鑑賞も。本をやるのは90分ほど、残りの120分ほどはいろいろ。


ーーー集合写真(古林さんと中野夫妻はおやすみでした)ーーー

 

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