思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

稲田防衛相の発言は、極めて危険ー いまもなお続く大本営の思想(東京新聞ー筆洗より)

2017-02-09 | 社会批評

言葉で誤魔化(ごまか)す、言葉で騙(だま)す、というのは、戦前から日本の国の国是のようになっています。真実を嫌い、上位者(官僚政府)に都合のよいように変える、このおぞましい伝統を変えるのは、わたしでありあなたです。

教科書ではかなり前から、中国侵略という史実を、その史実は消せないので、「中国進出」進出!!??と言い換えるように文科省は教科書検定で各出版社に強制していますが、今度もまた同じです。大本営としての安倍自民党政権です。

われわれ日本人は、戦前から続く古い思想をもつ保守政治家の意向には反対できない人々の群れでよいのでしょうか。民主政とは形式的制度のことで、中身は官府をはじめとする上位者に従うソフトな独裁政治では困ります。

天皇現人神の明治維新政府をよしとする日本では民主政=自治政治は永遠に不可能なのでしょう。 支配し支配されることによろこびを感じるのが日本人なのでしょうか。戦前のアメリカ駐日大使グルーの言ったように、「日本人はアリやハチなどの昆虫のよう」なのでしょうか。 否、そうではない、われわれも個人として人間的な矜持をもてる存在だ、とわたしは思います。

武田康弘

 

 

 

 

 


 

コメント (2)
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