森友問題は、ストレートに「戦前思想」の問題です。維新を再び! 戦前の日本主義の肯定を下敷きとします。
ドイツのように戦前思想を反省することなく、カタチだけの民主化に留まった戦後日本の現実を、自治政治を広げる地味な努力ではなく、戦前の「靖国思想=国体思想」に戻す方向で変えようとします。これは、してはならぬことですが、右派の政治家はそれを弁えません。
首相夫妻の戦前教育の推し進め=「森友」支持は、それを可視化しました。右翼思想家である八木秀次麗澤大学教授(「反人権宣言」ちくま新書著者)をトップに据えた安倍政権による「教育改革」がよく分かります。