昨日、極めて簡明な「人権思想の淵源」の英訳を出しましたが、これは、いわゆる哲学と呼ばれる領域を根本的に転回するもので、わたしの提案する恋知としてのほんらいのフィロソフィーを象徴する小論です。
小論であることで、大論を超えて、皆のものになるといいな、と思います。唯一神というような仰々しい宗教や、言葉の岩のような近代哲学体系(ギリシャ哲学をキリスト教化した理論体系)とは無縁の、誰でもが生活世界の現場からふつうにしっかりと考えることで得られる普遍性のある考え方・見方と思います。
ぜひ、日本国内のみならず世界への発信を希望します。国連でも議論し、新しい人権思想の淵源として世界共通のものになれば嬉しいです。
『人権思想の淵源は宗教ではない』(武田康弘)の英訳ーーThe origin of the notion of human rights・・・(三枝恭子)
武田康弘