思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「母親の絶対感情にもとづく表層論理」による管理社会は、こどもの自由を抑圧し、心を歪めます。人間性を貧しくします。

2018-12-28 | 教育

 わたしは、現代の諸問題の根は、母親の子どもへの異常愛=絶対安全を志向する「狂気」にあると見ています。かの女たちは、原理上ありえない「絶対の安全」を求めるので、自己のヒステリーを正当化して、女=母親の「絶対感情」を押し通すことになるのです。よい男(女性に受ける都合のよい男)は、それに従い、女の機嫌を取ることでしか生きられない(笑呆)。

 結局それが異常・異様な管理を正当化し、表層的に「正しい」理屈を絶対化させてしまうために、こどもたちは、母親(それに迎合する父親)のもつ「感情論理」の枠内に閉じ込められ、社会は、【こども囲い込み】運動に精を出してしています。

 こどもたちは、広々とした自由な精神の羽ばたきを抑圧され、毎日毎日、小賢しい言葉の牢獄に閉じ込められます。それへの幼子たちの正当な抵抗=反逆を「発達障害」と呼び、こどもは、矯正すべき対象とされてしまうのです。東大病(受験主義の勉学がつくる歪んだ一面的な精神)の専門家とやらが、まことしやかに「病名」をつけ、親は洗脳され彼らの金儲けに貢献します。

 母親のもつ絶対感情に基づく表層論理を相対化するのは、全体を見、深く掘る知性=フィロソフィー(形式論理ではない弁証法的理性)の実践しかありません。会社の奴隷から脱して、広く強い心と豊かな頭をもつスケールの大きな男でないと、こどもと共に新しい人生と社会を拓くことはできず、「形と序列」の二文字がすべての日本文化の世界を生きることにしかなりません。女の機嫌を取るだけの男は、真に女性に受け入れられることもないのです。都合がよい男・都合がよい旦那・都合がよい父親、という男には、人間存在としての深い魅力がありません。ちっぽけです。遠く、青空と雲を見て、女も男も狭い自分を変えるのです。


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(2018年10月 ソクラテス教室=白樺教育館で)

 以上、囚われのない自由で豊かな心に味方するわたしが、こどもの心を代弁しました。

 管理主義の社会をこどもたちと共に人間味あふれる社会にしましょう。21世紀の新しい希望に満ち、愛に満ち、自由な精神が飛翔する世界を生きるのです。それは一人ひとりの心がつくるのですから、誰でもが出来ること。心=精神=思想をチェンジです。今すぐに!!

 武田康弘

 

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