思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

初詣に神社に行く? バチが当たるかもしれませんーご注意を。自然に感謝を!それがほんとうです。

2018-12-31 | 学芸

 

  昨年から白樺同人の古林 治さんは、筑波神社について現地に数知れず足を運び、また関連図書=資料に当たって調べましたが、背筋が凍るような廃仏毀釈の実態が分かりました。

  1000年以上続いた寺を破壊して、そこに神社を建てたのですが、詳細は、彼のレポートを見てください(たくさんあります)。

 昔ながらの村の素朴な神社、あるいは仏教の寺院は、全国各地でわたしたちの想像をはるかに超える「国家神道」(明治政府がつくった靖国思想・天皇現人神)への改ざんが行われたのでした。徹底した破壊でした。

 もし、初詣に神社に出かけれられるなら、よくよく注意しないと怖いです。

 むしろ、近くの丘やあるいは山に行き、そこで朝を迎える、晴れれば御来光を拝む、というのがよい、とわたしは思います。

 宗教は、自然への畏敬の念をあらわす自然宗教(=原始宗教)がかえって現代的でスマートです。


武田康弘

初詣や神前結婚式や見合い結婚や天皇現人神は、日本の伝統!?みな真っ赤なウソです。(2017)  ー89万件の「いいね!」を頂きました。

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もう日本に9条=反戦平和の思想はない。安倍内閣の軍事力主義(中国敵視)で損をするのは、わたしたちふつうの国民。

2018-12-31 | 社会批評



 岸信介
は、中国を侵略して満州国をつくり麻薬で大儲けをして財を築き、東条英機と共に対米戦争を決定した中心者で、戦後もなお「日本の戦争は正しかった」と主張していましたが、その孫でお爺さん子であった安倍晋三は、半ば以上「戦前回帰」に成功し、いま、自衛隊は、日本軍と名乗って堂々と活動しています。同盟国である韓国とも摩擦を起こしていますが、その態度は、安倍晋三少年の願い通り、お爺さんの無念を晴らし、堂々たる日本軍としての威厳をもち、戦後は終わった!を現実のものとしています。

 アメリカ軍に言われる通りに行動し、日米軍の共同で中国封じ込めの戦略を愚直に遂行し、対中国戦争のシュミレーションの業務を自衛隊では日常的に行っています(担当者から直接に話を聞きました。ロシアとの戦争のシュミレーショもしているとのことです)。

 そのために鰻登りの軍事費をかけています。

 中国は、もし日本が友好国として振る舞えば(かつての小沢一郎路線。石橋湛山→田中角栄→小沢一郎)、敵国として対中国戦争の準備などする必要はないのです。軍事化路線から転換すれば、日本の福祉・医療・教育へは多額のお金を回せます。領土問題を棚上げにして、友好関係さらに同盟関係をつくれば、桁違いのお金が入り、桁違いの安全が確保できます。アメリカ命ではなく、アメリカとも対等な同盟関係にすればよいだけです。簡単なことができないのは、日本は正しい!悪いのは韓国、中国、北朝鮮だ、というイデオロギーで凝り固まったいるからです。国家エゴ=威張り=強国路線は、ほんとうに大損なのです。きちんと「イエス」といい「ノー」といえる正常=健全な国家になるための努力をしたいものです。それが皆の得です。

武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員)

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