★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

御嶽山大噴火2

2014-09-28 07:04:03 | 文学


昭和54年の噴火のことを覚えてます。そのあと御嶽には高校の時に登ってるんですが、その時も煙は出てたし硫黄臭かった。いまの倉越高原とかができたのは、60万年以上前の噴火らしくて、そうすると北京原人あたりである。30年万年ぐらい休んだあと大爆発し、5000年前――古代文明ができる頃までには、現在の山頂周辺にある、池になっている噴火口ができる噴火がちょちょことあって、そのあとまた一段落。そして昭和54年の噴火に至ると……。(以上、ウイキペディアからの受け売りでした)

30万年も休んで、再度爆発したことを考えると、5000年間なんて休んでいるうちに入らなかったのだが、「死火山」だか「休火山」扱いになっていた。

複合火山なので、まさに見た感じは「肥った富士山」。これをみて宗教集団がいっぱいできちゃうのも分かるような気がする。いまの登山道は、だいたい宗教者たちが切り開いたものである。わたくしの田舎、木曽町福島は、夏になると御嶽講の人たちで、駅前が賑わう。(少なくとも昔はそうだった)「死んだらお山に帰る」というせりふをわたしも人から聞いたことがある。「なきがらは いつくの里に埋むとも 心御嶽に 有明の月」というのは、普寛行者の辞世の句らしい。

さっき届いた『讀×新聞』では、御嶽山と言えば「紅葉の名所」ということになっていた。そうだったんだ、知らなかった。木曽に移り住みゃ、紅葉なんぞたくさん見られるのに。というか、自分の住んでるところにも紅葉はあると思うよ、よく見りゃ……。

そろそろ富士山か……。

附記)過去の御嶽山の記事
http://blog.goo.ne.jp/shirorinu/e/fb9936f6da5635efc71517991b8249a7

http://blog.goo.ne.jp/shirorinu/e/7a1bfbf7f6b070ad4d2197b4a652f5f9

http://blog.goo.ne.jp/shirorinu/e/d2d9fbf7315f8c9e98737399b2f88031

http://kamisugi2.ocnsupport.jp/shirorinu/e/9c7cc6ba5a57d8ce9395b1c001cd7ba2

http://www2.87sumika.jp/shirorinu/e/43298cde515ecc225d77210fe7be44a0

http://kamisugi2.ocnsupport.jp/shirorinu/e/fdc92770261343517403db43397f9596