★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

こんな夢を見た

2017-06-23 23:27:26 | 文学


いま演習は漱石の「第二夜」。
昨日は光子力研究所の夢を見た。ロケットパ「チーン」と時計が鳴ったと思い羞恥心で死にたくなり、目が覚めた。

学生諸君には、窃盗事件もテロも殺人も、それがどんなにショッキングでも論理的にはあり得るということが自明だが、文学作品は簡単にはわからない、そこが重要だと述べておいた。我々は、簡単にわかることには興奮して不可思議なふりをできるが、本当にわからないことからは逃避する。