
暑いですね。
この時期の暑さを鑑みるに、すべて牛頭天王のせいではないだろうか。悪霊退散が仕事である牛頭さんあのお祭り危険だと思いませんの。かやねずみの写真を見ながら細と麦茶を飲めば熱くない
そんなことはない。
近代文学のキーワードの一つに、実相観入というのがあり、最近は、それは実相観入と言えば済むだろという現象を何かたいそうな理屈で展開しているものがある。実相観入にいまいちできないのが太陽で、――しかし、子どもの絵から始まって、太陽はニコニコ笑顔や女性やなにやらの象徴として安易に使われる。そろそろ酷暑で、太陽に対する自然な畏敬の念みたいなものが間違いであることにみんな気づきつつあるのである。