週末までの心地よい青空が消えて冷たい雨の朝です。どんよりした曇り空は必要とは云え気持ちまで鬱陶しくなります。この閉塞感は國の歩みがおかしくなっているせいかなぁーと一人悩んでしまします。意外に國士であったのかも知れないと自分の歩みも振り返ってしまいます。(^0^;)
それはさておき、今日は一仕事終えたら雨のぶらり散歩に出てみようと思ったりしますが、仕事のまとまり次第ですね。やることは山ほどあるので一瞬では終わりそうにありません。あまり焦らなくなったのは半分隠居になっているせいでしょう。勤め人時代は狂っていたとしか云いようがありません。(笑)
で、仕事前に思い浮かんだものは、そろそろ思い出さねばならない汽車ポッポでしょうか。例によってHomepageバックアップ写真集をめくって目に付いたものを再編集です。からくり写真が山ほど入っているので我ながら驚いています。
(スーパードリナ2 Zeiss Tessar 5cm/f2.8)
10数年前に出かけた栃木真岡鐵道の蒸機です。毎週走っているのでふらっと行くにはいい路線です。運転室の窓ガラスに映る文字で益子停車と云うことが分かりますが、芸の細かいことをやっていたのだなぁーと往時の私に納得。デジカメの最近は、ぱぱっと撮って消すの繰り返しです。
このカメラは蛇腹式35mm、何故か気になる簪(かんざし)のあるカメラです。もちろん自分でメンテしたものです。
しかしながら、しばらく使っていないのでまたメンテナンスが必要と思います。下手な腕でやったのでどこが拙いのか分かるのです。(^0^;)
このところ私事多忙で欠席が続いている吉祥寺北裏鐵道の写真も結構Homepageに含まれています。お気に入り機関車の快走シーンです。
LMS Duchess of Southerland です。組み上げた英國機関車の中ではこれが一番に思っています。最近はちと死蔵気味。四気筒エンジンで実にパワフルです。
この機関車は秘密FBの表紙に使っています。こちらです。
今でもそうですけどなかなか上手くならない流し撮り、懸命に撮ったつもりです。運転しながら自分で撮るのは至難の業と悟り、最近はやっていません。多分Nikon D100 で撮りました。
ついでにこの機関車のエンジン部分です。
主台枠内前部に二気筒、外側に二気筒あって走行中の写真のように見かけ普通の機関車に見えてしまいますが、実は出力は倍の四気筒なのです。英国の機関車はこの様なものが結構多いようです。実物のこの機関車は英國史上最大出力を有しており、200km/h以上は充分出せる能力がありましたが、200数km/hの世界記録を持つマラードは三気筒なのです。
上の状態に配管を施すとこの様になります。
製造記録に興味ある方はこちらをご覧下さい。
ボイラーからの高圧蒸気を四つのシリンダーにそのまま配分しています。(左右はそれぞれ、中央へは一本)この方式が英国では主流です。排気管も実物同様に二本あり煙突も二つ並んでいます。
仏蘭西では一組のシリンダーで使った蒸気を直径の大きい低圧シリンダーに送り込む複式エンジンが主流でした。
とどんどん話を拡げると切りがありませんのでこれでお終いです。
終わりに、この世界に再び足を踏み入れるきっかけになったJNR9600 です。
門鐵デフを付け九州型らしくするとともにボイラーに排水弁を付ける改造をしました。(排水中) 更に煙室の気密性を上げ排気の引きを良くしたつもりですが、まだ試運転をしていません。ここにも宿題が・・・。(^0^;)
カメラの話のつもりから蒸機からくりの話になってしまいました。そろそろ復帰しなければと思っています。
何となくHomepageの焼き直しのような気分で綴った本日です。(^0^;)