床屋へ行き指圧を受けて体が少し軽くなったような気がします。おかげで忘れたことを幾つか思い出したようで焦り気味です。ボーッとしていたほうが気楽ですね。(^0^;)
寒くなって取り出したコートのポケットから撮影済みのフィルム出現、既に色が変わっていました。最近の簡易ラボに出す度にプリントの色合いが駄目になってきたことを感じます。とは言え相談出来るラボが壊滅したのでフィルムを止めるか、街まで出て出すべきかと悩むようになりました。困ったものです。少しまともな直接CDに焼く注文を忘れていました。ポジ現像は遅いのでついネガになって失望しています。
さて、本日の話題はと見回すと湯飲みが一つ。これを試し撮りしたことがあると思ってアルバムを探るとまだ紹介していないメジャーなレンズがありました。かっては世論を二分したカメラ論争で一方の主役。 Zeiss Contax の標準レンズ Sonnar 5cm/f1.5 です。
RF-Contax IIIa 戦後の製品です。早田カメラから我が家に来て十数年経過していますが、絶好調ながらLeicaに比べて使う頻度は低いですねぇー。(^0^;) このレンズのマウントはNikon S型とほぼ同じで、ニコンのレンズを物理的に付けることが出来ます。ただしピントにはズレがあるので被写体深度の深い広角レンズは共用出来るようです。
このレンズは RICOH GXR に取り付けてしっかり撮っていないのが現状で、唯一この写真がありました。
(Sonnar 5cm/f1.5 開放)
楽屋裏の光景ですが、何とか撮れました。Nikkor 5cm/f1.4 のようなソフトフォーカスではなくきちんと輪郭がでていますが、これがZeissの実力でNikonの場合は味と云って逃げるかも知れません。
(Sonnar 5cm/f1.5 f4程度)
10数年前に世田谷区の次太夫堀公園の民家で見た光景です。干し柿の影に反応しました。ポジから転写したものです。
GXRに取り付けるとこのような姿になります。堂々たるZeissのレンズは確かに一方の雄であります。そしてこの後継はピント合わせの回転方向からもNikonであるなと思う次第です。
装着した姿をマウントとともに載せました。RF-ContaxやNikonS型では内爪式の5cmの標準レンズの装着が難物です。このレンズを付けたくとも出来なかったのがこれまででした。このレンズでのデジタル例が少ないのにもこの様な事情があるようです。私の場合は精度が低くて問題はありますが、最近マウントを入手して解決しました。この記事の写真はその時のものを使い回ししていますけど。(ペコリ)
NikkorにはL39マウント用も製造されたので撮影作品は多いと思います。
もう一つ紹介するのが、広角レンズです。Tessar 2.8cm/f8 という暗いレンズですが、戦前のものです。小さなレンズを良く磨き上げたものです。Tessarなので四枚玉です。 今でも貴重ですが、戦前はお宝だったに違いありません。 「こんな綺麗なもの滅多に無いよ。」と 早田さんがよこしてくれました。(^0^)
このマウントは外爪式でアダプターは容易に入手出来たので一度紹介しました。広角なのでNikonに付けて使えます。 が、ピントは目測式です。デジタルではもちろん厳密なピント合わせが出来ます。
(Tessar 2.8cm/f8 f8)
この写真はパナG2 マイクロフォーサーズで撮ったもので56mm相当の画角です。GXRでは未使用なことを思い出したので早速使ってみましょう。
今日は出番の少ないZeissのレンズを思い出して書いてみました。以前との重複はご容赦ください。
お粗末さまでした。(^0^;)