からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

Nikkor 5cm/f2(L39) 到来

2012年09月19日 22時37分16秒 | からくり情報

 数日前にヤフオクを眺めていたら、私を呼んでいるレンズがあって、ついフラフラと最低価格で入札しておきました。有名なレンズなので落札なんか出来るはずがないと思っていたら落としてしまいました。手元に来るまではちと心配でしたけど、なんのなんの問題なしのいいレンズ。前玉に若干の傷があるもののこれなら問題ありません。 現在私が持っている同型レンズの拭き傷よりもズ-ッと軽微です。思いがけなく戦列に参加させることができました。

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RICOH GXR+MOUNT A12 に取り付けた状態です。 Nikkor-H・C  5cm/f2というライカマウント用L39レンズです。バルナックライカのコピーのniccaに付属のレンズだったようでフェルトで内貼りしたniccaのレンズキャップとキヤノンL39後玉キャップが付いてました。これもいいですね。そう言えばレンズ無しのniccaが居りました。(笑)

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GXRに取り付けた状態です。このレンズはNikkor 5cm/f1.4と同様に繰り出しが出来るので45cm程度まで接写が出来ます。アナログカメラでは1m以下は距離計コロが機能しないので目測撮影になりますが、GXRの場合というかミラーレス機では厳密なピント合わせが出来るのでこのレンズの実用性が上がります。

そして開放でもf1.4のようにソフト感もなく素直に使用出来ます。

R0011097 と云っても夜の時間、写すものが無くて目の前に転がっていたレンズを50cm程度の距離からいずれも開放f2で撮りました。

フレアチェックも兼ねてストロボを使ってみたのが下の写真です。いずれも補正無しの撮影でした。こっそり写した家族の写真を載せるわけにはいきません。(^0^;)

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近接だったので露出オーバー、後方に反射光のフレアらしきものが入っていますが、これは傷ではなくレンズの内部反射のようです。これならば普段使いにして良さそうです。

 ということで古いレンズの入手記録です。 今までのものはさてどうするか。もっと気軽に使えそうです。

写真を撮りに出たいけど乳飲み子が居て当面無理のようです。(^0^;)


世界ヴィンテージ・カメラ大全

2012年09月18日 12時41分13秒 | からくり情報

 新生児の孫が来て二日目、当然のことながら生活のリズムは掴めません。今朝は検査で病院に行っております。新生児を持つお母さんはいつ見ても大変ですね。今回は息子の嫁ですが、しばらく寝不足が続くことでしょう。

ところでカメラやパソコン通信の師匠であるハヤタカメララボのOTOMENさん こと根本さんがこの度「世界ヴィンテージ・カメラ大全」という素晴らしい本を出版されました。 「やっと出たーっ」と古くからの友人たちは思ったことでしょう。 天文、コンピュータ、気象学、オーディオそして植物栽培と幅広い分野で活躍中の根本さんですが、何と云ってもクラシックカメラでは第一人者であります。技術的なノウハウをベースに書き進められたこの著作にはOTOMENさんのクラカメを愛でる思いが溢れていると思いました。 内容についての疑問点を幾つかやりとりしましたが、その結果はこの先、さらに楽しみだなぁと云うことになりました。

Dscn0450 表紙が光ってしまいました。箱入りの存在感のある本です。

クラシックカメラについて更に掘り下げて知りたい方にはお薦めの本です。読み過ぎて中毒に陥らないような注意も必要と思われますけど。(^0^)

ただし、ある程度基礎知識の必要な本であることには違いありません。この本をもとにクラカメの疑問を解いていくというのがクラカメ達人への一番の早道であろうと思っております。 そう言えばこの様な内容の本は翻訳本で読んだことがありますが、日本で書かれるのは初めてかも知れません。

Dscn0453 適当に開いたページはこんな具合です。むかしウチに居たDiaxでした。左上のカメラはドリナ2 これに付いたテッサーはよく写ります。修理したシャッターが放置していたら不調になり、そのままです。修理せねば。もちろん自分で(^0^;)

Dscn0451 パッと開いてライカのレンズ群、左上は手の出しようがないズマレックス8.5cm/f1.5 先日いろいろ試写させてもらった中の一つですが、しっとりとしたいい写りです。いいなぁ-(^0^)

そして有名なカメラです。

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ローライフレックスいろいろです。一時期幾つか集まっていましたが、最近は寂しい状態になりました。いかにも写真機と云えるもの、「ローライがあれば人生は楽しい。」だったかな?

ハヤタカメラの気が向いたら発行機関紙「早川通信」よりも活字は大きいと聞いて一安心しました。と云うのもあの活字の小ささは天下一品、狭いスペースに盛り込まれた情報量の多さは他を圧倒しています。年寄りには優しくないところが特徴です。(^0^) もちろん主たる筆者はOTOMENさんであります。

余談はさておき、 一般的に採り上げるカメラだけではなくハヤタカメラ店で扱っている燻し銀的なカメラが多いのも特徴です。こんないいカメラ達が埋もれてしまっているのだと再認識出来ます。採り上げられたレンズもまた実に嬉しいものばかりです。引きずり込まれぬように注意いたします。(^0^)


さて、次の18切符計画?

2012年09月17日 11時48分29秒 | ぶらり旅

 二番目の孫娘がやってきて昨日はお七夜、先方のご両親ともどもの内祝い。しかしながらついこの間も同じことがあったような気がします。娘のところに生まれたのが3月、こちらは生後6ヶ月になりました。が、再び乳飲み子を抱えたので気分は振り出しに戻ったような変な感覚です。先の子はだいぶ大きくなりましたが、あれ?小さくなってしまったな。という気になってしまいます。自分の子供の育児期にはあまり家を顧みなかったのでいい経験です。(^0^;)

食器洗いをしている時に突然ガラスが割れて指をちょっと切ってしまいました。不注意と云えば不注意、ボンヤリしていたのかも知れません。暮らしに緊張は必要ですね。

これから一ヶ月ほど我が家に乳飲み子が滞在することになったのでしばらく自由がきかなくなります。 合間を見ながらブラブラすることになりますが、いつ出来るのでしょうか? 先日無理に18切符の旅に出かけておいてよかったと思います。その時の思い浮かんだ新ルートをメモしておきました。Dscn0010

一度も足を踏み入れたことのない路線には大きな魅力があります。その点では奥羽本線で山形から先の新庄を経由して秋田まで到達したいものです。 その後羽越本線を南下して酒田へ。そして陸羽西線、陸羽東線と本州を横断して東北本線に出る旅も良さそうです。もちろん何処かで一泊。と云うことを企画してみようと今のところ考えていますが、無理なく実現可能かどうか検討してみます。 階段を駆け上って次の列車に飛び乗るような芸当はすっかり出来なくなりました。 時刻表を眺めながらルート選定の謎解きをすることで時空を越えた旅を経験している気持ちになるから不思議です。

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と思って東北の鐵道地図を見るとまだ考えたこともなかった横手から北上へ出る北上線や秋田から男鹿半島への男鹿線などがちらついて収拾付かなくなりそうです。それに不通区間の残る太平洋への路線の数々も。日本には足を踏み入れたことのない場所が数限りなくありそうです。「我が日本よ永遠に栄えあれ。」と云いたくなる時刻表の旅でもあります。

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さて、18切符ファンの皆さまの次の計画はどのようなことをお考えでしょうか?

私の場合は、年末年始の旅行は無理ですが、次は春休みの切符の旅を楽しみにしています。


日暮氏とラピタ

2012年09月15日 16時28分27秒 | からくり情報

 嫁と孫がしばらく静養するので片付け中です。ついでに食器棚を整理していたらコースターを発見。すっかり忘れていましたが、4月にお亡くなりになったイラストレータの日暮修一さんの作品をそのままコースター化し、飲みながらも楽しめるものです。でも、勿体なくて仕舞い込みすっかり忘れたものと推測します。(^0^;)

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あそうだと思い出したのが、コースターの下にある日暮氏のイラスト集です。額に入れてみようと小学館で開催されたラピタの催しで入手したもの。これも同じ理由で保管していたことを失念。

めでたく本日、日の目を見ました。(^0^) 他人様はどう思おうと私にとってはお宝です。本物でないので気楽に楽しめそうです。 コースターの裏にはご丁寧なことにカクテルのレシピも印刷されており、こんなコースターを出す酒場があれば毎晩通いたいものです。アフリカの女王に出て来た蒸気船のライブモデル、旧式飛行艇、エンジン式Uコン自動車などなどわくわくするものばかりです。ご婦人方にはさっぱり分からないと思いますけどね。(^0^;)

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よく落ちるので空飛ぶ棺桶と呼ばれたジービーR2レーサー、何故か気になる飛行機です。第二次世界大戦の始まるちょっと前、一瞬の平和な時代に生まれた飛行機で、日暮画伯もこの飛行機が大好きだと云っていたようですね。よく見るとラジコン模型のイラストでした。 車はメッサーシュミットか?

Dscn0425 どうやらカメラもお好きだったようでセレン露出計を載せたLeica M3。我が家にも最近眠ったままのがいるようでM3殿にちと気がとがめます。

Dscn0424 子供の頃憧れた二重反転プロペラを持つ垂直上昇機です。回転モーメントをプロペラ同士で消して上昇するのですが、人智では克服出来ない操縦の難しさがあったに違いありません。NASAの実験機?いずれにしろこの様な積み重ねで垂直上昇機は今の姿に落ちつき、更に進化するのでしょう。 オスプレイもそうかな?

二重反転メインローターとジャイロを積んだ格安ラジコンヘリは意外にも簡単に操縦出来ますが、実機はそうもいかないようです。模型と実物の間に横たわる大きな障壁はなんだろうと無い知恵で考えてしまいます。

Dscn0423 この様にイメージを膨らましてくれるイラストですが、いつの間にか「ラピタ」の表紙から消えてしまいました。その頃から実に面白くないバブリィーな雑誌に変貌してしまい再び購入することはありませんでした。今でもずらりと並んだバックナンバーを手にすると時間を忘れてしまうからやっぱり楽しい雑誌だったと思います。そしてそれを支え続けたのがこの日暮さんの絵だったような気がします。

遅れたお悔やみでありますが、お亡くなりになって大変残念です。そして消え去った日暮イラスト表紙のラピタも残念です。

これからの時代に歓迎される雑誌だと思うのですが、現役世代にはます作ることが出来ない内容のオンパレード。OBの復帰があればまた面白い本が出来るのではないかと思っておりますが、さて如何に?若者の表面面だけでない根っこからの古いものへのチャレンジを期待したいのですが、今のところ寡聞にして存じません。あるのかなぁー?


九月のカレンダー

2012年09月14日 11時42分00秒 | からくり情報

 残暑と云うより夏真っ盛りな気候が続く関東地方です。エアコン無しだと既に30度を超えた室内です。それでも何とか我慢出来るのは乾燥しているせいでしょう。でもそろそろ限界。空気吹き出し口がやけに熱く感じられてパソコンが熱暴走しそうです。(^0^;)

暦は九月、今月のカレンダーはベーカー式弁装置でしたが、ゆっくり見る間もなく半月近く過ぎました。これを眺めて足元に転がったままの試運転待ちの汽車ぽっぽを思い出しました。

Dscn0414 さて、この弁装置は、リンク機構を利用して蒸気エンジンの弁位相を調整する装置で日本の機関車では標準装備のワルシャート式弁装置と違い摺動箇所がないため保守性に優れていることから大型機関車に多く使われたようです。 我が鐵道にも一台存在していましたが、大きすぎてもてあましたのでとうとうカナダ?へ旅立ったようです。軸受けの潤滑には十分注意するようにと趣味の大御所にご教示いただいたのですが、まあ仕方ありません。

このカレンダーはノーフォークアンドウェスタン鐵道の機関車を撮っていたO.Winston Linkの写真集カレンダーでここ5年ほど愛用しているものです。以前に鐵道カレンダーを紹介しましたが、あれから3ヶ月経過しました。あと三枚で今年もお仕舞い。と云うことはそろそろ来年のカレンダーを気にする時期が来るわけですね。

その隣のカレンダーです。

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Dscn0420 もう一枚別の部屋に貼っていました。ペンシルバニア鉄道のカレンダーです。この会社は最先端を行く機関車を開発していましたが、早々と終焉を迎えてしまいました。電気機関車が多いのが特徴のようです。根強いファンがいらっしゃいますね。私は野次馬です。(^0^;) (9/15 追記)

そして視線を下げると増やしてしまったからくり宿題が。(^0^)

ネットで見つけた立版古本、ミニ浮世絵の世界が拡がるようですが、新本を切るのが躊躇(ためら)われます。

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この暑さを言い訳にあらゆる作業がスローダウンしています。もっとも家事多忙もあるのでどうしてもそちらを優先しているせいでもあります。

今日退院してくるはずの9月9日生まれの孫娘は一日延びてしまい大掃除をやって待ち兼ねていたのにちょっとがっかりです。

とはいえ一ヶ月程度はいつもと違った環境での生活が始まるので家人ともども楽しみにしつつちと緊張しています。(^0^;) そして私も半年ぶりの講義が始まるのでやっぱり緊張してきました。遊び三昧だった脳味噌がなかなかほぐれません。ぶっつけ本番、走りながら考えるで行くことになりそうです。


米坂線18切符・米坂線いいね。

2012年09月12日 11時12分39秒 | ぶらり旅

 忘れないうちに記憶を吐き出しておきますが、次第に米坂線の霧が広がってきます。(^0^;)

書いてなかったカメラ機材は、RICOH GXR+MOUNT A12 と Nikon P310という軽装です。レンズは思い悩んだもののHeliar 15mm/f4.5 Summicron 5cm/f2 Elmar9cm/f4 と云う平均的な装備でしたが、結果として車窓からはSummicron 、広角/望遠はP310になってしまいました。

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米沢5時57分発坂町行ディーゼル気動車です。単機編成トイレ付きに安心しました。一人旅にはトイレが重要です。(^0^) これで山形県から山越えをして新潟の日本海を目指します。 さてその先は以前書いたように二番目の孫娘が前日の夜に生まれたのでルート大変更となり、新潟経由し長岡で打ち切ることにしました。のんびり日本海を眺めることは今回は叶いませんでした。大いに残念ですが、楽しみを沢山残したと思えばまあいいでしょう。Dscn0330

車内は3列で始発のお客は4,5名というところです。このあと乗客は高校生が次第に増えて小国駅でドーッと減ります。

米沢駅を出ると線路は南米沢駅西米沢駅と米沢市街を大きく迂回半周します。ここにもお城下には汽車を入れないという名残を見ます。

そして田園風景が拡がります。

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半袖では肌寒い朝で、そのせいなのか次第に霧が出て来ましたが、いい気分です。

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墨絵のような田園風景に心が安まります。何処かで見た風景、置賜と呼ぶこの地域の風景は何百年もかけて作り出されたと思うと大変貴重です。

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伸びたススキに秋の訪れを感じます。初めて通る線路で土地勘はないものの心休まる路線と感じるのは土地の豊かさのせいでしょうか。それにしては通り過ぎた各駅での乗降客は皆無、賑わいがこれからの大きな課題ですね。

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列車は次第に山間部へ、この光景は発車してから1時間20分ほど経った頃です。何処かは分かりません。(^0^;)

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霧が晴れ時折渓谷が姿を見せます。瞬間的に見える光景はGXRのようなミラーレスクラスでなければ撮影困難です。それと事前に地図を見て左右どちらに座るかも路線によっては重要です。ちなみに今回は進行方向に向かって右側でした。

途中の小国駅で高校生が降りるとがらんとしましたが、新潟県に入ると新潟や村上方面へいく乗客が増えてきます。が、車内はまだまだゆったりとしています。そうそう小国駅には大きな工場があり駅の外れには転車台が残っていましたが、撮り損ねました。(^0^;)

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川と道路が右へ左と交差するので切り取れば面白い風景が続きます。

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その川は次第に大きな流れになり坂町が近づきます。この風景を見ただけで都会に出たような気分です。(^0^)

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(以下 P310)

坂町から9:02発新潟行で帰路に付きます。この先長岡まで乗り継ぎ、昼食は長岡としたのですが、みどりの窓口が混んでいて立ち食いそばになってしまいました。今回はグルメとは縁の無い旅でしたが、旅立ちの日に上野・赤羽間の運休に遭遇したせいのようです。あの時はおいなりさんをほおばっただけでした。

さて、新幹線は東京まで運んでくれるので車内で一杯。

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慌てて撮った写真ですが、実は八海山の小瓶の奥に写った山が八海山です。この直後トンネルに入ったのでハッピーでした。

Dscn0380_2 余りにもボケボケではP310に悪いのでもう一枚。 稲穂の垂れ始めた越後平野が拡がっていました。

この先眠気が勝って気が付けば大宮が近づいておりました。

Dscn0407 田端近辺の新幹線車庫や東京の町がクリアに見えます。それにしても暑そうです。定刻通り到着したので一安心しました。

そのあと産院まで直行し無事生まれた孫娘と伜の嫁に面会し一安心した旅の終わりでした。

米坂線乗車の記録はこれでお終いです。長々読んでいただきありがとうございます。


米坂線18切符、嗚呼米沢

2012年09月11日 21時41分40秒 | からくり情報

 青春18切符の有効期間もあと二日となるのに残る切符は二枚。さてさて数年前は2セット使い切ったというのに諸事多忙のせいか歳のせいか今年は不甲斐なさばかり目立ちます。 思い切って汽車に乗ろうと決めたのは数日前、結果的に米沢からの米坂線走破をメインテーマとしました。

上野から赤羽まで工事運休と知らずに上野に出たのが大失敗。早い電車で出るつもりが、結局後発の湘南新宿ラインに赤羽で乗るという結果に。「早起きは十文の損」になったみたいです。(^0^;)

その後は延着もなく順調に推移し、黒磯では相席となった鉄子さんらしき女性と歓談、松島まで各駅停車の旅とのことでした。落ちついた感じに社会人と思ったらなんと学生さんでした。更なる高度な分野へのステップアップ中とのことでこれからの健闘を祈ります。いい旅出来ましたか?

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福島からは奥羽本線・米沢行き乗車、ここでもお仲間と相席となりましたが、友人を訪ねて東京から各駅を乗り継ぎ横手までとか途中の峠駅で買った「峠の力餅」を昼食代わりに食べつつこの方へもお裾分け。友人の待つ横手まではまだまだですが、米沢でお別れしました。

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さて米沢、上杉の城下町なのでさぞやと期待に胸ふくらみます。加藤・細川の熊本、前田の金澤、伊達の仙臺とまではいかずとも中堅どころの都市なので川越或いは会津をイメージしておりましたが、どうもいけません。アーケード街は残念ながら壊滅、地元の人はじわりじわりとくる変化に気が付いたらもう遅かったという現実かも知れません。日曜日というのに誰も歩いていません。この通りの向い側のデパートには人がチラホラ。郊外の大規模店が吸い取ってしまったようです。観光客を歩かせるしか無いと感じます。が、店もない。と云う悪循環に街案内の看板の二次元バーコードが空しく見えました。(^0^;)

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新幹線がありNHKのドラマもあり、上杉家という資産に置賜地方の産物のコラボ、それに山形大工学部には城戸先生という有機デバイスの大家も・・・(ゴルフはやりませんが(^0^))

これらの一つ一つ採り上げれば羨ましい限りの街が死んでいるというのが私の感想です。喜び勇んで回り始めたもののうーんと唸りました。

これらのものを組み合わせての活性化が必須だろうと我が故郷佐賀県武雄市の最近の動きを重ね合わせてため息が出ました。

もっと活性化へ市長以下は走り回らねば税金ドロボーと云われかねません。鷹山公の教へをのある町であれば尚更です。思い過ごしであればいいのですけど。(^0^;)

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駅近くは寺町なんですね。曹洞宗のお寺が並び同じ宗派として親しみを感じましたが、がらんとした風景を何とかならないものでしょうかと他人事ながら考えました。街の中心部が駅から離れているからと云う声も聞きましたが、これは城下町であれば良くある話で驚くには当たりません。殿様の居場所に煙を出す化け物は近づけられぬと云う噂があるようですね。熊本などは南瓜の名産地であった春日地区に駅が出来ています。 

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NHKドラマで盛り上がった時に面として手を打ってなかった様な気がします。 と生まれ故郷の市と対比しながら考えておりました。上杉謙信の街がこれでは可哀想と真剣に思います。観光バスは城跡近くに来て城内のみを案内し去って行くパターンです。

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食べたい郷土料理屋も見つからず、高級米沢牛の店ばかり、これも嫌なな雰囲気で結局駅近くの定食屋で牛鍋と餃子でお仕舞いです。このお店でいろいろ聞くことが出来ました。おしょーしな。(^0^;) 芋煮には時期が早いそうでまだなし、この繰り言は食べ物の恨みかも知れません。(^0^)

誤解しているかも知れませんが、早く着いて3時間以上歩き通しでお城前面地帯は頑張って殆ど回ったので様子は何となく理解したつもりです。

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立派な駅でありましたなぁー。

あ、今回は米沢ぶらりで終わってしまったようです。走り書きになったのでまた見直します。

米坂線は次の回です。


18切符終了せるも・・・

2012年09月10日 20時54分11秒 | ぶらり旅

 ギリギリまで行けなかった青春18切符ですが、やっと終了。詳しい記録は後日書きますが、米沢から米坂線に乗るという目標を無事クリアしたので次は飯山、飯田線という目標も出現です。あ、東北にもまだまだあります。米沢で降りずにいっそ秋田まで行くのも良さそうです

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いずれにしろ今回は米沢に着いた時に伜から子供が生まれそうという連絡が来たので落ち着かない日となりました。夜九時過ぎに無事出産という連絡をもらってホッと一息。食事もいい加減になってしまいました。ストレス食い発生。(^0^)

翌日は予定を全面変更し、結果的には米坂線起点の坂町から長岡まで在来線、長岡からは新幹線となり18切符での有終の美を飾ることが出来ませんでした。また次、頑張ろう。(^0^)

本日二番目の孫とご対面できたので旅の途中打ち切りもやむを得ないことでした。9月9日生まれと云うことは重陽の節句生まれなので覚えやすく、世の中の人から祝って貰える日になりそうです。さすがに疲労困憊したようなのでそろそろお休みします。


さあ何処へ行こうか?

2012年09月08日 21時22分11秒 | ぶらり旅

 毎度のことですが、期限ギリギリになって余りの青春18切符を消化しようと思い悩んでいます。明日と明後日で夏の切符期間はお仕舞い。手元にあるのも二枚。 本日時刻表を買い込んで遠出をしようと唸っています。 信州木曽路之旅と決め込んでいたのですが、何となく面白くなさそうな気持ちになりました。と云うのも信州への往復が多すぎたようです。 新路線開拓をやらねばという気持ちが高まったので途中までは慣れた路線で東北へ。そしてこれまでは一度も降りたことのなかった米沢泊とし、翌朝米坂線の一番列車で日本海側に出ることにしました。 終点の坂町は全く土地勘がありません。鮭びたしの村上市と云うことだけ分かっています。 

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が、そこからの帰路を大いに迷っています。正規のルートは新潟-長岡-水上-高崎という上越線ルートだと思いますが、大回りして信越本線で直江津から長野と思ったり、長岡の先から自身で痛めつけられた飯山線を考えたりと悩みは尽きません。時刻表をクロスで見始めると推理小説のようです。 いっそのこと羽越本線を北上して自爆するかなどと落ち着かない旅の前夜です。

要するにどう動くのかまだ決まっていません。出たところ勝負といういつもの旅の始まりです。明日は比較的余裕を持って6時半頃地元経堂駅を出発です。決まっているのはこれだけ、あ、米沢の宿も決めました。一人旅は酔っ払うととんでもないことになるので気を張っていかねば。(^0^;)

そしてまた時刻表という数字の組み合わせに悩むことは年寄りにとっていい薬です。(かなぁー) 

埋め草の写真は先日行ってきたので今回は外しました。

さてこれから荷造りです。持っていくカメラの充電とレンズの選択もしておかねば。パソコンは置いていくのでここの更新はお休みモードです。


立版古その後

2012年09月07日 08時32分08秒 | からくり情報

 外出先から雨に追いかけられるように帰宅した昨日でしたが、おかげで涼しくなって一息付けました。で、ついでなので一気に立版古を組立ました。まだ天井を付けていませんがこれを付けると暗くなり撮影に向きません。忙しい朝の合間を縫ってご紹介です。 そういえばAmazonで見つけた立版古をポチしてしまいました。(^0^;)

Dscn0268 まずは基板に貼り付けです。裏表に番号を印刷しているのは流石に値段だけのことはあります。¥850

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少しずつ雪の村が姿を現します。

Dscn0273 内部を張り終わりました。人物も配置すると見たことのある風景です。

Dscn0285 乾燥していませんが、貼り付けた直後です。

Dscn0289 今朝撮った風景です。天井を取り付ければこれでお終いです。出来上がると何処に置くかが問題ですけどね。(^0^;)

Photo そしてこちらが本物の風景です。それにしても 雪の蒲原とは謎です。 だいぶ以前に由比から蒲原まで酔考さんと歩いたことを思い出しました。

今朝はこれでお終いです。本日は予定たっぷりでパソコンに触れないかも知れません。(^0^;)